ミニコラム

1記事3分で読める、エソラ漢方薬本舗の健康のためのミニコラムです。スキマ時間にもどうぞ。

3歳の子が気温38度の歩道を散歩すると30分で熱中症に!

3歳の子が気温38度の歩道を散歩すると30分で熱中症に!3歳の子が気温38度の歩道を散歩すると30分で熱中症に!

路面からの照り返しで地表近くになるほど温度が上がるため、身長の低い幼児と大人ではリスクの大きさに違いがあります。

熱中症の目安は1℃の体温上昇で体重の2%の汗で初期の脱水症状となります。

名古屋工学大学・東北大学の研究チームがシミュレーションを行い、熱中症のリスクをまとめました。気温38度の歩道では体温が上昇する時間が、3歳児は30分、大人は50分という結果になりました。3歳児は約45分で初期の脱水症状になりますので気をつけましょう。

毎日、熱中症の記事を見かけるようになっています。漢方の予防対策では、血熱をとる「黄連解毒湯おうれんげどくとう」があります。服用すると、血熱は1℃下がる漢方です。水分調整できる「五苓散ごれいさん」を加えるとさらに効果的です。

熱中症になる前に予防対策として、是非、服用してみてください。

テレビ視聴でエコノミークラス症候群?

テレビ視聴でエコノミークラス症候群?テレビ視聴でエコノミークラス症候群?

以前、熊本震災から長期非難されている方の「エコノミークラス症候群」が問題視されていました。

厚生労働省によると、エコノミークラス症候群とは、長時間足を動かさず同じ姿勢でいると、血の流れが停滞し静脈の中に血栓(血の塊)ができ、その血栓が肺に入り血管をふさいでしまう病気です。

地震のストレスや骨折などのけがなどの原因で血液に負担がかかり、すぐに血栓がふえてしまうので、十分に注意が必要と言われていました。しかし最近は、テレビを見る時間が5時間以上の人は2.5時間未満の人に比べ、エコノミークラス症候群で死亡するリスクが高くなると発表がありました。

1時間に1回は立ち上がり、足のマッサージや5分程度歩いたりすることを意識しましょう。また、水分補給はとても大事になります。量を多くとるのではなく、こまめに補給し脱水を予防しましょう。

足は第二の心臓ともいわれていますので、雨で外に出られないような時は、指圧でほぐしてみたり、簡単な体操でもいいと思います。ふくらはぎの筋肉をほぐすようにゆっくり上下に血液の流れにそって指圧してみましょう。

夏風邪にご注意を

夏風邪にご注意を夏風邪にご注意を

夏には様々な注意が必要です。

今回は「ヘルパンギーナ」「手足口病」「プール病」について。幼稚園児や学童に感染しやすく、まさにこの夏の時期が多くなります。菌とは違いウイルスの感染症なので、有効な薬はありません。

各症状として、「ヘルパンギーナ」は発熱や喉の痛み、同時に口の中に小さな水泡がでてきます。

「手足口病」も似たように、発熱や喉の痛み、水泡がでてきます。ヘルパンギーナとの違いは、口の中に水泡ができた後、手・足・または全身に水泡が広がっていきます。

「プール熱」は発熱や喉の痛み、目の充血・目ヤニやなどがでて、目の結膜からも感染します。この中でもプール熱は高熱がでるので、40度近い高熱の出る子もいます。

これらの感染症は、のどの痛みや水泡ができるので、食事や水分をとるのが難しくなり衰弱しやすいので注意が必要です。

対処療法しかないので、解熱剤のタイミングをしっかり相談しましょう。漢方での治療や予防も店頭で相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

うつ病と善玉菌

うつ病と善玉菌うつ病と善玉菌

宮崎も本格的な梅雨に入り、毎日雨が続いてジメジメしています。たまに晴れる日が嬉しく思います。

さて今回は「うつ病と善玉菌」について紹介します。国立精神・神経医療研究センターが、腸内細菌が脳の機能に影響を与え、善玉菌の減少がうつ病を高める可能性があると示唆されました。

現在、厚生労働省によると、うつ病患者は2002年に71.1万人、2008年に104.1万人と著しく増加しています。その中でも「過敏性腸症候群」はうつ病の方に多いといわれ、ストレスが大きな原因です。

生きた乳酸菌を毎日、健康のために服用することは良いことですが、生きた乳酸菌が作り出した酢酸や乳酸が大腸の動きを活発にし、刺激になってお腹を下す方もいます。そういう方は、殺菌された乳酸菌を服用するといいです。

殺菌された乳酸菌は、お腹が弱い方・アレルギーの方におすすめです。どんどん自分の乳酸菌が調整され、お腹が強くなります。

当店でも殺菌された乳酸菌の商品がありますので、ご興味のある方は是非お試しください。

宮崎県で組み上げた「化石水」

宮崎県で組み上げた「化石水」宮崎県で組み上げた「化石水」

暑い日が続きますが、皆様お元気で過ごされていますでしょうか?今日は、宮崎県ゆかりの「水」をご紹介します。

全国名水百選にも選ばれたことのある小林市の出の山いでのやま湧水。その地下200mから組み上げた「銀河水」は化石水ともいわれ、体内の水分の調整をしてくれる優れた水です。

通常の水は、むくみなど水毒の原因を作りあらゆる体調不良をひきおこします。銀河水は水の分子が小さく波動(エネルギー)を持っているので、体に素早く吸収され、溜まっている悪い水分を出して体内の水の入れ替えを行ってくれます。むくみがちな体質な方の水分補給におすすめです。

これから熱中症対策のための水分補給にもなります。ぜひ、お試しください。

出の山公園(小林市環境協会ホームページ)

梅雨時期は気温差にご注意

梅雨時期は気温差にご注意梅雨時期は気温差にご注意

雨が続きますね。この時期は天気が不安定です。宮崎県も、もう少しすると「梅雨」がやってきます。

さて、梅雨の語源は、梅の果実が熟すころである説。湿度が高くカビが生えやすいことから「かび雨」と呼ばれ、同じ音である「梅雨」に変化した説など、諸説あるそうです。

雨で寒く感じること、晴れの日との気温差が大きく体温調節ができないことなどで、ダウンされる方もいらっしゃいます。気温差は自律神経も乱れさせます。

こういう時の体温調節や、自律神経を改善させる漢方はたくさんあります。漢方で元気よく梅雨を乗り切りましょう。

水溶性食物繊維と善玉菌の関係

水溶性食物繊維と善玉菌の関係水溶性食物繊維と善玉菌の関係

テレビや雑誌等で「健康は腸にある」など特集しています。乳酸菌やヨーグルトを多めに食べられている方も多いのではないでしょうか。

しかし、乳酸菌やヨーグルトを食べても全く効果がない、とたくさんのご相談いただきます。そういう人は、水溶性の食物繊維が足りていないのかもしれません。

最近の研究で、水溶性食物繊維が腸内細菌(善玉菌)のエサになることがわかってきました。善玉菌は、水溶性食物繊維がないと育たないのです。

腸は様々な働きをしています。食べ物の消化吸収はもちろん、免疫でも重要な働きをしています。腸内環境のバランスを保つためにも、水溶性食物繊維を摂りましょう。

当店オリジナルのダイエットティー「七美茶ななみちゃ」にも豊富な水溶性食物繊維が含まれています。ぜひご相談ください。

鼻炎について

鼻炎について鼻炎について

鼻炎で悩まれている方が多いこの時期。大変お辛くていらっしゃることをお察しいたします。

鼻呼吸ができないために不眠症気味になり、心身ともに疲れがとれない。そんな話をよく聞きます。

テレビや雑誌の情報が飛び交う中、みなさん色々と試されていることだと思いますが、体質や個人差により全て効果があるかどうかは分かりません。外因の事情(花粉など)だけを考えるのではなく、内因の事情をよく理解していただき鼻呼吸を取り戻しましょう。

漢方では、内因的な原因を改善することにより完治を目指します。

例えば、「冷え」。冷えと鼻炎は強い関係性があります。鼻が詰まっているとき、一瞬スーッと鼻が通る時がありませんか?それは、一瞬血行が良くなった時です。

自分の力で冷えをとることが早い改善に結びついていきます。慢性的な鼻炎の方、花粉症でお悩みの方、ぜひご相談ください。

歯磨きの耳寄り情報

歯磨きの耳寄り情報歯磨きの耳寄り情報

毎食後の歯磨きは大事です。もしかすると、日常の歯磨きが脳出血を防ぐことにつながっているかもしれません。

むし歯の原因になる「ミュータンス菌」という菌がいます。ミュータンス菌が口の中から血流に乗り脳の血管に到達すると、コラーゲンと結合して炎症を起こし血管をもろくして、脳出血を引き起こす原因の一つになるようです。

日頃の歯磨きで細菌を少しでも減らせば、脳出血の予防にもつながりますね。

鼻水がのどに流れてしまう方へ

鼻水がのどに流れてしまう方へ鼻水がのどに流れてしまう方へ

鼻水が、のどに流れる方がいます。これは、神経性鼻炎といいます。

神経を使うことによって胃に水がたまり、その水が上昇し鼻水になり、のどに流れます。鼻炎薬で一時的には緩和しますが、年々症状はひどくなります。

女性の場合は特にひどい症状が出る場合があり、水の上昇が鼻にとどまらず頭まで上昇し、めまい・ふらつきま出る人もいます。

漢方では、この原因となる胃の水(胃内停水)を改善し鼻水を抑えて完治していきます。気になる方は、お気軽にご相談ください。

空気の乾燥は皮膚病・風邪のもと

空気の乾燥は皮膚病・風邪のもと空気の乾燥は皮膚病・風邪のもと

この時期、寒くなると皮膚が乾燥してきませんか?それと同時に、咳・くしゃみも出やすくなります。

寒さの乾燥と暖房器具でより乾燥しやすくなり、皮膚の痒み・のどの乾燥で、皮膚病・風邪にもかかりやすくなります。

皮膚病は、乾燥してくると悪化します(アトピーも含む)。風邪・インフルエンザも、のどについたウイルスを排除できなくなりひきやすくなります。

保湿や加湿器も大事ですね。宮崎県内もインフルエンザ注意報が出ました。風邪の漢方治療・予防のことは、お気軽にお問い合わせください。

りんご病の感染と予防

りんご病の感染と予防りんご病の感染と予防

最近、りんご病の患者数に関するニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

国立感染症研究所の調べでは、去年1年間に報告された患者数は9万2625人と過去10年間で最多らしいです。とても多いですね。

りんご病は、伝染性紅斑ともいい、感染者は5歳~9歳が多く、通常は数日でよくなります。しかし、成人でも感染しますし、特に妊婦さんが感染すると胎児に影響が出ることがあるとニュースで注意が呼びかけられています。

子どもの感染は、頬が赤くなり、その後、手足に発疹が出ます。症状が出ている場合は感染しません。成人では、頬が赤くならず、手足の発疹・倦怠感・関節炎だけの場合があり、風疹と間違えられることも…。

予防としては、免疫力を上げることが重要です。中でも、免疫細胞の約6割が存在するといわれている「腸」は大事にしましょう。

りんご病の対策には葛根湯かっこんとうも効果的。しかし、妊婦さんや小さなお子さんは服用できません。薬局・薬店で販売している乳酸菌は、妊婦さんでも小さなお子さんでも服用しても大丈夫。

エソラ漢方薬本舗でも乳酸菌を取り扱っています。来週2月3日は乳酸菌の日。腸を元気にして、りんご病をはじめ病気に感染しないようにしましょう。