うつ病・不安障害・不安症で お悩みの方
はじめに
当店はご予約のお客様優先となります。カウンセリングご希望のお客様は事前のご予約をお勧めいたします。
当店はお客さまの健康相談を大切にしておりますので、ご予約のない場合にはお待ちいただく場合がございます。
うつ病・不安障害・不安症とは?
うつ病とは、厚生労働省によると「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」などと表現される状態が、ある程度以上、重症であるときだとされています。
不安障害・不安症とは、精神疾患の中で、不安を主症状とする疾患群をまとめた総称だとされています。
うつ病や不安障害を抱えている方は、一例として以下のような状態がよく挙げられます。
- ドキドキしやすい
- 驚きやすい
- 試験や人前でのスピーチで緊張しやすい
- めまい・動悸がある
- イライラ感・かんしゃくがある
- 眠りが浅い(夢を多く見る)
- 下痢・腹痛がある
- 口内炎・口臭がある
- 喉に違和感がある
しかし、うつ病や不安障害の判断は大変難しいものです。「この症状がないから自分は該当しない」など、個人で判断しないようにしましょう。
うつ病や不安障害の漢方治療は、弱った内蔵を強くすることで改善を目指します。すでに病院にかかっている方も、医師と相談のうえ漢方治療も始めてみませんか?
うつ病・不安障害・不安症の漢方治療について
漢方において、以下のように心と体はつながっているとされています。
漢方では、自律神経系の病気やストレスは、身体的治療で改善を目指していきます。
西洋医学の治療は?
不安感やイライラ感などが強くなり日常生活に支障をきたすと「うつ病」や「不安障害」と診断されるようになります。
西洋医学では、心(神経)と体(内臓)は別であると考えられているため、これらは脳神経細胞の減少や過剰による伝達異常として向精神薬を使用して治療します。
漢方の治療は?
漢方では、心(神経)と体(内臓)は関連している考えのもと改善を目指します。
内臓の働きが不安定になれば神経も不安定になります。肉体的症状と神経的症状の様子を観察しながら、漢方薬を提案していきます。
漢方治療を行う前に
現在、安定剤、抗うつ剤を服用している方は、医師への事前相談が必要です。
医師から処方された安定剤・抗うつ剤と漢方薬を併用するところから始まります。
まずは漢方薬を併用することを医師に相談してください。また、個人の判断で安定剤・抗うつ剤を止めないようにしてください。
内臓と神経の関係
漢方治療では、内臓と神経はつながっているといわれています。エソラ漢方薬本舗でも、まずは弱った内蔵を強くしていくことが治療の近道だと考えています。
臓器の強さは、良くも悪くも神経に影響を与えます。漢方薬で体質改善を目指し、肉体・神経を強くしていきましょう。
胃腸と神経
胃腸が不安定な状態が続くと神経が不安定になります。
便秘や下痢などの症状は、不安感や緊張のために無意識のうちにストレスを感じやすくなります。
- 胃
- 高齢者の胃が悪くなると、「健忘症」につながるといわれています。
- 小腸
- 小腸が不安定になると、分裂症や暴力、脳の機能性低下(記憶力低下)につながるといわれています。古来より心と小腸は「神を宿す」ともいわれ、「不思議な力」があるとされてきました。
- 大腸
- 大腸が不安定(排便の時間が長い)になると、うつ病やてんかん、神経性下痢につながるといわれています。
肝臓と神経
肝臓は負担がかかると熱が発生します。熱が発生すると自律神経のバランスがとれなくなり、神経が興奮状態になります。神経が興奮状態した状態は不眠症の原因の一つにもなります。
春は一年の中でも特に肝臓の働きが強いため、自律神経が不安定になりやすいといわれています。春先に調子が悪い方は、肝臓の負担も考えられます。
漢方治療では、肝臓系の負担を軽減する漢方薬を使います。そこに胃腸の負担を軽減する漢方薬を加えると、さらに効果的です。
腎臓と神経
腎臓の働きが安定しないと、恐怖感が強くなり神経が不安定になります。
若い人や子どもでも、ストレスなどの理由で腎臓に負担かかると不安感を感じやすくなります。あまりに負担がかかりすぎると統合失調症になるともいわれています。
漢方での腎(じん)は人間の根源で「精」ともいわれます。気が弱くなることで自分の気持ちが抑えられなくなります。
漢方の副作用について
漢方は副作用が比較的少ないといわれていますが、医薬品なのでないわけではありません。
また、製薬会社によっては伝統処方ではない漢方や、中医学処方の漢方もあります。ご自身に合った漢方をしっかりと選ぶことが大事です。
間違った漢方治療や自然療法により、体調を崩している方がいらっしゃいます。一人ひとりに合わせてさまざまな治療方法があります。漢方専門スタッフが在籍している専門店で相談して服用することがおすすめです。
エソラ漢方薬本舗なら、相談料無料でご相談をお伺いいたします。メールやLINE、お電話でのご相談も承ります。
病院にかかっている方へ
病院にかかっている方は、担当のお医者さまへご相談ください。お客さまの判断で、病院処方の医薬品を止めたり、通院を止めないようお願いいたします。
また、当店に通われている最中に病院にかかることになりましたら、お医者さまと薬剤師に服用中の漢方薬を報告してください。
うつ病・不安障害・不安症の 症例
うつ病・不安障害・不安症でお悩みの方の症例の一部をご紹介いたします。ほかの症状でお悩みの方もご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
- 長時間の仕事によるうつ
宮崎県/男性/41歳 -
イライラ感と不眠症がある。自営業で仕事時間が長く不安定。生活習慣が悪いため肌荒れが目立つ。
来店所見・諸症状
肌が黒く荒れている。肝臓にかなりの負担があると考える。
漢方アドバイス
0日
肝臓の負担をやわらげ神経を落ち着かせる漢方2種類服用。
30日
イライラ感がなくなり睡眠もとれるようになる。
- 気分の落ち込みからのうつ
宮崎県/女性/74歳 -
夫が亡くなり気分が落ち込む。神経過敏。食欲がない。
来店所見・諸症状
話し方から、神経質で心身ともにかなり疲れていると考える。食事が摂れないようなので、体力も落ちている。
漢方アドバイス
0日
アミノ酸療法と胃を強くする漢方で体力をつける。
30日
食欲も出てきはじめ、ぐっすり寝れるようになる。
宮崎県/男性/55歳
仕事の疲れにより精神不安定、不眠症に悩む。体格が細く、神経質。
来店所見・諸症状
かなりの仕事ストレスを感じているように見える。身体の動きが硬い。
漢方アドバイス
0日
本人の希望で、漢方栄養剤購入。
30日
変化なし。
60日
リラックスできる漢方2種類服用。
90日
不眠症改善。うつ改善。現在も服用中。
- 胃弱の更年期うつ
宮崎県/女性/40歳 -
子宮筋腫の手術後の体調不良。胃弱で食欲がない。胃を強くする漢方が欲しいとご来店。
来店所見・諸症状
やせ型で胃腸がとても弱い傾向。食事も摂れていないようで栄養も不足している。胃弱の影響で、神経症がでている。
漢方アドバイス
0日
手術後の影響で、かなり古い血液が多く、血液の循環をよくする婦人薬漢方を提案。胃弱には神経性胃腸炎などに使う「安中散(あんちゅうさん)」を朝・晩2回服用。
30日
かなり体調がよくなってきたが、胃腸はあまり改善していないよう(少しは効いてるが…)。処方を変更し、不安や神経質を緩和することもできる胃腸漢方に変更。
60日
少し胃腸が改善し元気が出てくる。食欲もあり 完治に近い。
90日
調子がすごくいい。婦人薬を終了し、胃腸漢方だけに変更。現在も調子がよく、胃腸漢方薬 継続中。