ミニコラム

1記事3分で読める、エソラ漢方薬本舗の健康のためのミニコラムです。スキマ時間にもどうぞ。

「食べ過ぎ」は「風邪」のもと

「食べ過ぎ」は「風邪」のもと「食べ過ぎ」は「風邪」のもと

漢方の考えで、「胃腸」は生命エネルギーである「気」をつくる場所だといわれています。

食べ過ぎにより胃が消化に追われていると、「気」が作られずに「気虚ききょ」という状態になり、自然治癒力が低下して風邪にもかかりやすくなります。

※ 風邪になると食欲がおちるのは自然治癒力を上げるためだといわれています。

飲み会や食事会など暴飲暴食の可能性があるときは、前もって対策することで胃腸と風邪予防になります。

「食べ過ぎ」対策として、飲み会や食事会の前に「白湯」や、白湯に生姜を入れた「しょうが湯」を飲んで胃腸を温めておくといいでしょう。消化力を上げてくれますよ。

胃腸を丈夫にする漢方には、消化力をあげる生薬「山査子さんざし」「陳皮ちんぴ」などがあります。

山査子さんざし」は肉や脂が多いときの消化不良を改善する生薬です。消化を促進し胃腸を助けてくれます。

食文化が欧米化し肉食が増えたことで、最近は「山査子さんざし」が多く使われるようになりました。肉料理が多い食事をされる方におすすめです。

山査子さんざしが配合されてる漢方には「加味平胃散かみへいいさん」などが挙げられます。

陳皮ちんぴ」は、みかんの成熟した皮で、消化吸収機能を整えたり気の巡りをよくしてくれる生薬です。陳皮ちんぴは古ければ古いほど黒くなり、効果が増すとされています。

陳皮ちんぴが配合されてる漢方には「補中益気湯ほちゅうえっきとう」などが挙げられます。

まだまだこれから風邪は多くなります。胃腸の働きをよくして風邪予防をしていきましょう。

「七草粥」で元気な一年を!

「七草粥」で元気な一年を!「七草粥」で元気な一年を!

明けましておめでとうございます。今年も、エソラ漢方薬本舗は皆様のお役に立てるよう頑張ってまいります。

さて、1月7日は「七草粥」を食べる日です。

七草粥は一年の無病息災を願ったり、年末年始で疲れた胃腸を癒すことで身体の調子を整えよい一年をスタートさせる、日本ならではの行事です。

七草粥は名前のとおり、身体によいとされる7つの食材で作られる縁起物です。

七草の栄養、縁起物の意味を知ると、さらにおいしく食べられますよ。

  • セリ:胃腸の働きを整え、カルシウム、ビタミンB、その他ミネラルも豊富です。セリにちなんで「競り勝つ」の意味もあります。
  • ナズナ:解毒や利尿、むくみに効果があり、漢方でも使用されています。「撫でて汚れを取り除く」といわれています。
  • ゴギョウ:咳止めや痰の切れをよくする働きがあります。「仏さまの体」を表す縁起物です。
  • ハコベラ:歯茎の炎症によいといわれています。「子孫繁栄」という意味がつけられています。
  • ホトケノザ:胃腸の働きを整える働きがあります。「仏様の安座(くつろいで座る)」といわれています。
  • スズナ(カブ):カロテンやビタミンC、食物繊維、消化酵素を含んでいます。「神様を呼ぶ鈴」といわれる縁起物です。
  • スズシロ(大根):β-カロテン、ビタミンK、葉酸、ビタミンCを含んでいます。「汚れのない清白」という意味があります。

これらの七草は、春に芽吹くことから昔から邪気を払うといわれています。また、年末年始の疲れをとり、この1年を元気に過ごせるともされています。

インフルエンザやコロナで大変な時期ではありますが、七草粥で心と体を元気にして、よい1年にしていきましょう!

睡眠不足と運動不足で乳がんリスクUP!?

睡眠不足と運動不足で乳がんリスクUP!?睡眠不足と運動不足で乳がんリスクUP!?

現在、日本では女性の「乳がん」が増えています。

日本人の死亡要因の1位であるガン。中でも、女性に最も多いのは「乳がん」です。

女性の乳がんは欧米では減少傾向ですが、日本は右肩上がりに増加しており、ここ20年では10倍以上に急増しています。

なぜ、日本は欧米に比べて乳がん患者が増えているのでしょうか。

これまで知られている乳がんの原因は、「初潮(初経)年齢の早さ」「出産経験がない」「閉経が遅い」ことなどが知られていました。しかし、最近の研究では、「睡眠の乱れ」や「運動不足」が関連していることが明らかになりました。

日本人女性のデータで、睡眠時間平均6時間以下の人は8時間睡眠をとっている人と比べて乳がんリスクが約2倍にも上がるとされています。

また、アメリカ人女性のデータになりますが、週5日1時間のジョギングに相当する運動をする人は、全く運動しない人に比べて22%乳がんのリスクが低下したそうです。

欧米の女性に比べて、日本人女性は睡眠の質の悪さ、運動不足などが乳がん患者急増に関係があるのかもしれません。

規則正しい睡眠習慣や運動を心がけ「乳がん」予防対策を行いましょう!

「りんごが赤くなると医者が青くなる」

「りんごが赤くなると医者が青くなる」「りんごが赤くなると医者が青くなる」

11月22日は「長野県りんごの日」です。JA全農長野が11月22日(いい・ふじ)にかけて制定したようです。

りんごはたくさんの食物繊維やミネラル、ポリフェノールが含まれる優秀な果実です。

昔から健康果実としても有名で、「りんごが赤くなると医者が青くなる」「1日1個のりんごで医者いらず」といわれてきました。りんごを上手に食べるとお医者さんの世話にならないほど元気に生きていけるという意味です。

せっかくですから、食べる時間にも一工夫しましょう。「朝の果物は金、昼の果物は銀、夜の果物は銅」という西洋のことわざがあります。

朝食にりんごを食べることをオススメします。寝る前に食べると胃がもたれ、せっかくのりんご効果も台無しになります。

さて、朝食に関するお話をひとつ。

朝食は健康によいといわれていますが、現在、その習慣が少なくなっています。お腹が空かないので朝食を摂らない、という人が増えているようです。

統計の年代別で目立つのが「男性40代の3人に1人」「女性30代の5人に1人」が朝食を食べていないということです。

お腹が空かない原因に、夕食の食べ過ぎが考えられます。

夜は食事をゆっくり楽しむ時間的余裕が取りやすいため、通常の2食分に相当する量を食べている可能性があります。そうすると朝食の時間にお腹が空かない状態になります。

もちろん、この食生活は太りやすいカラダになり肥満やメタボにつながる可能性大です。

朝食を摂らないと下記のような悪循環になりかねません。

  1. 朝食を摂らない

  2. 体内時計がリセットできない

  3. 食事時間・活動時間・睡眠時間が遅い時間にずれていく

  4. 朝起きられずに朝食を摂れなくなる

このまま夜型化が進んでいきます。夜型の生活は、肥満やうつ病のリスクを高めたり、免疫低下にもなりやすくなるので要注意です。

これから、美味しいりんごの時期です。風邪やインフルエンザ、コロナも含めて油断ならない季節がやってきます。朝食にりんごを食べて「医者いらず」の生活を目指しましょう!

秋が深まる「霜降」

秋が深まる「霜降」秋が深まる「霜降」

2022年10月23日は「そうこう」です。朝晩が冷え込み、寒い地域では霜が降りはじめる季節ですね。

秋が深まるこの時期、空気が乾燥しはじめ「肺」に負担がかかりやすく、呼吸器系の病気が増えてくるので注意が必要です。秋は自律神経にも負担がかかりやすいので、悲しみ・落ち込み・イライラなど感情がゆるぎやすく不眠症につながることもあります。

この時期は冬のカラダ作りのため、多くのエネルギーを消費するといわれています。食事は栄養をしっかりと考えたメニューを、睡眠はいつもより多くとるようにしましょう。

さて、ぎょうせつでは「肺」は皮膚とつながりをもっています。皮膚を強化することで「肺」を元気にすることもできるのです。

古くからの健康法の「かんさつ」が秋から冬に行われていたのは意味がありました。かんさつを行わなくても、服の上からカラダを擦るだけでも大丈夫ですよ。

ハロウィンもすっかり日本に定着しましたね。この時期に食べる「かぼちゃ」は最高の食材のひとつ。エネルギー不足を補い、カラダを温めてくれます。

かぼちゃの種にも豊富な栄養が含まれています。フライパンで軽く炒ったあとに皮をむいて食べてください。ビタミンEやルテインなどを多く含ます。むくみ・老化防止・目の疲れを改善するといわれている成分です。

漢方では、秋によく出る「ちゅうえっとう」が「肺」や「胃」などを元気にしてくれる処方です。この時期に体調不良がある方は、お気軽にお問い合わせください。

骨と関節の健康について考える

骨と関節の健康について考える骨と関節の健康について考える

毎年10月8日は日本整形外科学会が制定した「骨と関節の日」です。

漢字の「十」と「八」を組み合わせると、骨(ホネ)の「ホ」になることが由来です。また、10月8日が「スポーツの日」に近いことも理由の一つです。

漢方相談で「関節の悩み」は女性に多く、特に更年期に痛みを訴える方が増えています。血中のホルモンバランスが悪くなると骨が弱くなることがあるのも関係しています。

そのほかに、骨は五行説で「じん」との繋がりもあるので、体内の水分調整も必要です。日ごろの体調管理で、体内の水分調整や血の巡りのケアが「骨」や「関節」を強くすることになります。

もし、症状がでた場合、漢方で関節痛を緩和することができます。

体が冷えると痛みが強くなります。温めて楽になる関節痛は、漢方生薬の「」や「けい」などで体内を温めて血行すると楽になります。

関節に水が溜まる「水分の滞り(すいどく)」で炎症や腫れがある方は、「ぼう」などが含まれた「関節の水分調整」をする漢方を選択するといいでしょう。

関節痛でも原因や症状はさまざまです。自分に合う漢方を選んで、骨や関節を強くしていきましょう!

9月18日は「かいわれ大根の日」

9月18日は「かいわれ大根の日」9月18日は「かいわれ大根の日」

9月18日は日本かいわれ協会(現:日本スプラウト協会)が制定した「かいわれ大根の日」でした。

9月にかいわれ大根の日を決める会議が行われたことと、横向きにした「8」の下に「1」足すとかいわれ大根の見た目になることで、9月18日に決められたようです。

かいわれ大根という名前は、二枚貝が割れた姿に似ていることから付けられたといわれています。実はこのかいわれ大根には、食べ過ぎによる胃もたれ予防や、ダイエットに取り入れたい食べ物なんです。

大根の種を蒔いて発芽した芽がかいわれ大根です。普通の大根より豊富な栄養が含まれており、多い順に、ビタミンK、ビタミンC、葉酸、ビタミンA、ビタミンEになります。

貝割れ大根の辛味成分はイソチオシアネートといい、がんの予防効果や肝臓の健康維持効果が期待されています。

ほかにも、胃腸を丈夫にするといわれているジアスターゼが含まれていますので、胃腸が弱い方、食べ過ぎで胃もたれするような方にはおすすめです。

貝割れ大根がおかずの付け合せに添えられているのは、このような働きをもっているといわれているからです。

暴飲暴食が続く方や胃腸に自信のない方は、貝割れ大根を積極的に取り入れてみてください。健康的な食生活の助けが期待できますよ。

「中秋の名月」に健康祈願

「中秋の名月」に健康祈願「中秋の名月」に健康祈願

この時期は月が輝いて見えることで有名ですね。

旧暦8月15日は「ちゅうしゅうの名月」と呼ばれ、お月見が楽しまれています。十五夜(八月十五夜)のほうが聞き馴染みがあるかもしれません。

十五夜の日に団子を供えるのは、お米の収穫が近い今の時期に農耕の神様である「月」に豊作を祈願していたことが起源だという説があります。

お供えの団子を積み重ねるのは、お米を収穫できる感謝の気持ちが月まで届くようにとの気持ちなのだとか。そして、月見団子を食べて「月」のパワーをもらい、幸せと健康を得られると考えられていました。

月には、たしかに不思議な力があると思っている方も多いかと思います。月は地球を引っぱる引力があります。海の潮の満ち引きの現象も「月」の引力です。

科学的・医学的証明はありませんが、人間もその影響を受けてるとの考えもあります。特に女性は身体に起こる変化は、「月」が影響しているとの考えもあるようです。

伝説や信仰かもしれませんが、わたしたちの身体の健康や感情も「月」の影響があるのかもしれませんね。

忙しい毎日だとは思いますが、ぜひ一度足を止め、夜空を見上げてみてください。この時期の月はとても綺麗に輝いています。

お月見をしながら感謝の気持ちで団子を食べるのも、さらなる健康と幸せが得られるかもしれません。

エソラ漢方薬本舗では、オリジナル商品の「ふたば茶」を混ぜた白玉団子を食べました。白玉団子ならお子さまも一緒に作れますのでおすすめです。

漢方学で考える「熱中症」

漢方学で考える「熱中症」漢方学で考える「熱中症」

最近は猛暑が続き「熱中症」の方が多くなっています。

漢方では、「熱」による症状は「冷え」による症状よりも影響が大きいと考えられています。たしかに熱中症は、元気だった人が急に体調を崩して亡くなることもあります。

強い暑さが続き、体内の水が不足しすぎると体調が悪くなります。水分不足はカラダ全体の細胞の働きが低下するためです。漢方ではこれを「いんきょ」といいます。

いんきょ」になると水分を保持する力が弱くなってしまい、せっかく水分を摂ってもなかなか吸収できません。高齢者の場合は、もともと水を保持する力が弱いので特に注意が必要です。

このような状況のとき、水分調整をする多くの漢方が存在します。代表的な漢方が「れいさん」です。れいさんは「熱中症」予防にもなりますので、猛暑での体調が不安な方は服用してみてください。

そのほか、食べ物では甘酸っぱいものが「いんきょ」を養う働きがあるといわれています。ぶどう・梨・レモン・トマトなどがおすすめです。

いんきょ」の快復時間は夜です。しかし「いんきょ」の方は睡眠障害(不眠症や眠りが浅いなど)を起こしやすく、さらに悪循環になることがあります。

たとえ眠れなくともカラダを横にすれば休まります。それでも不眠が続くようでしたら睡眠障害の漢方もありますので、いつでもご相談ください。

「土用」は健康の準備期間

「土用」は健康の準備期間「土用」は健康の準備期間

2022年7月23日は「よううしの日」ですね。この日は、うなぎを食べて活力をつける方もたくさんいらっしゃると思います。

そもそも「よう」とは何なのでしょうか?

よう」とは暦のひとつで、春夏秋冬の季節の合間になります。具体的には、りっしゅんりっりっしゅうりっとうの直前18日間です。

よう」は、季節の準備期間ともいえます。そういった時期は、体調を整えることがとても大事です。

東洋医学でも、「よう」は次の季節に向けて体調を整える大事な期間だと考えられています。

五行説の「」と「胃腸」は関りがあるとされています。人間にとっての胃腸は、自然界での土壌です。栄養源を作り出し分け与えてくれる大事な役割をもち、カラダ全体を元気にすると考えられています。

梅雨シーズンの体調不良や暑さによる食事の偏りは、夏バテにつながります。ようは夏に向けての体力を充実させるための時期です。うしの日には元気な栄養を摂ることで夏バテ予防になります。

夏本番はこれからです。うなぎを食べてスタミナをつけ、夏を元気に過ごしていきましょう!

水毒の原因となる「湿」対策を

水毒の原因となる「湿」対策を水毒の原因となる「湿」対策を

この時期多い「湿気」は、わたしたちの体調に影響をおよぼし、体調不良の原因にもなっています。

漢方学では、人体に影響する湿気を「がい湿しつ」「ない湿しつ」の2つに分けています。「がい湿しつ」とは大気中の湿気のことで、「ない湿しつ」とは体内の水分のことです。

がい湿しつ」と「ない湿しつ」は無関係ではありません。

まず、健康な状態(ない湿しつが過剰でない)であれば「がい湿しつ」の影響はあまり受けません。

しかし「ない湿しつ」が多い人はがい湿しつに影響されやすく、すいどく体質(体内に水が停滞している状態)となり体調不良を起こします。

部屋の湿度でも体調不良は起こりますので、湿度計などを置くのもすいどく予防になります。

これからの季節、水分の摂りすぎで胃腸の働きが低下し、うまく機能しないことに気をつけなければいけません。

運動量や年齢などで違いますが、1日の水分補給の理想目安は2Lです。食事1日で1Lは摂れていますので、残りの1Lをこまめに摂るようにしましょう。

また、冷たい飲み物もすいどくの原因です。胃が急激に冷える飲み物は控えましょう。

これらを控えても体調不調が改善しなければ、すいどく体質改善剤の「れいさん」がオススメです。

れいさんは、雨や台風など低気圧が来る前の不調にとても有効です。頭痛・めまいなどの気象病(天気病)にも効果がありますよ。

「ちらし寿司」でお祝い気分

「ちらし寿司」でお祝い気分「ちらし寿司」でお祝い気分

6月18日は「持続可能な食文化の日」および「国際寿司の日」です。「国際寿司の日」は主に海外で祝われている記念日のようです。

寿司は「寿(ことぶき)」を「司(つかさどる)」という意味で縁起がいい料理です。

特別な日に寿司を食べる習慣が日本にあるのはこのためです。家でも手軽に作れる「ちらし寿司」は、見た目も華やかでお祝いで人気メニューの一つですね。

さて、「ちらし寿司」の始まりは1664年(慶安4年)の岡山県だといわれています。

当時、岡山県は大規模な洪水がありました。

いち早く災害から復旧するため、当時の藩主が「一汁一菜」の倹約令を出しました。汁物に副食一品以外は禁止という倹約令です。

庶民の生活は質素なものになり、もちろん高価なお寿司など食べることはできませんでした。

そんな中、考えられたのが「ちらし寿司」です。もちろん「ちらし寿司」も倹約令に違反する食べ物でしたが、藩主は領民が少しでも元気になればと黙認したそうです。

それから、災害の苦境に立たされた庶民の癒し料理となり愛されてきました。特別な日に「ちらし寿司」を食べお祝いなどをしていたのでしょう。

記念日にあやかって、河野先生がお昼にちらし寿司を作ってくれました。みんな笑顔で美味しそうに食べていました。

実はそんなちらし寿司、「厄除けの効果」があるらしく、身体を浄化し幸せを引き寄せるとされています。

気の巡りが悪くなるこの季節、家で「ちらし寿司」を作ってみるのはいかがですか? きっと家族全員が華やかなちらし寿司を見て笑顔になり元気になることだと思います。