ミニコラム

1記事3分で読める、エソラ漢方薬本舗の健康のためのミニコラムです。スキマ時間にもどうぞ。

夏はカレーがおいしい時期。しかし作り置きは危険!?

夏はカレーがおいしい時期。しかし作り置きは危険!?夏はカレーがおいしい時期。しかし作り置きは危険!?

暑い日が多くなってきました。そんなときはカレーがおいしくなりますね。しかし、作り置きは危険です!

カレーやシチュー、煮物を中心にした作り置きが原因の食中毒が増えています。その多くはウエルシュ菌によるものです。

細菌性食中毒1事件あたりの患者数(1995-~2004年)

ウエルシュ菌は熱に強く、100℃で1時間加熱しても生き残るものがいます。熱を加えれば大丈夫!…と思っていると危険です。ちなみに、ウエルシュ菌は匂いも味もないので判別がつきません。

ウエルシュ菌が原因の食中毒の症状は、腹痛・下痢です。通常は1~2日で回復しますが、重症化する例もあるので要注意!

ウエルシュ菌は特に肉に多く生息しています。また、ヒトや動物の大腸内常在菌であり、下水・河川・海・耕地などの土壌にも広く分布しています。感染源が多いので、注意をしてください。

肉や魚介類を加熱調理をすると、細菌の多くは死滅します。しかし熱抵抗が強いウエルシュ菌は死滅することなく、時間をかけて増殖していきます。

ウエルシュ菌は空気が苦手な細菌(嫌気性細菌)です。再加熱のときは、空気をふくませながらよくかき混ぜ、中心部に十分熱を通して早めに食べるようにしましょう。時期によっては大量の作り置きを控えることも検討してください。

また、ウエルシュ菌は43~47℃で発育するため、常温で粗熱を取るのは危険です。作り置きの場合は、調理後すぐに冷却して低温にしてください。室内放置は避けましょう。

予防で大事なのは、菌の増殖防止です。これからの季節、より一層食中毒に気をつけてください。

【参考】
ウエルシュ菌感染症とは(国立感染症研究所)

不老長寿の妙薬? 龍が材料だといわれていた生薬

不老長寿の妙薬? 龍が材料だといわれていた生薬不老長寿の妙薬? 龍が材料だといわれていた生薬

つい先日、こどもの日でしたね。こどもの日に「鯉のぼり」を飾るのは、子どもに対する親の願いや思いが込められています。

鯉のぼりは「鯉の滝登り」という有名な民話が由来です。「登竜門」と聞いてピンと来る方も多いのではないでしょうか。龍門という急流を登りきった鯉は龍になる、という伝説です。

普通の魚が高貴な「龍」になるという話は、縁起物となり「鯉のぼり」が誕生することになります。子どもの成長を祝って掲げる鯉のぼりには、「龍」のように大きく成長を願う家族の願いが込められています。

さて、漢方にも「竜」がつく生薬があるのをご存じでしょうか。

中国最古の薬物学の書物に上品(不老長寿薬)と掲載され、漢方名は「竜骨(りゅうこつ)」といいます。

竜骨は精神を落ち着かせる作用(安神作用)を持ち、「重鎮安神薬」とよばれています。

神経衰弱、夜泣き、ヒステリーなど精神がゆらぎやすい子供に適しています。大人も服用できるので、うつ病や不眠症などに効果があるといわれています。

竜骨はその名のとおり死んだ竜の骨であるとされていましたが、正体が何であるかは古くから議論になっていたようです。最終的には「象の化石」であると決着しました。

現在、日本での「竜骨」は大型哺乳動物の化石と定義されています。数ある生薬の中でもかなり特殊な材料のため、竜骨を配合している製薬会社は少数です。

日本で流通している竜骨は、ほとんどが中国からの輸入品です。高品質で効果が高いといわれ人気がありますが、材料が化石であるため、将来的には枯渇するという大きな問題をかかえています。

竜骨の有名産地には恐竜化石を発掘した拠点が複数確認されており、竜骨の中にも恐竜の化石が混在している可能性があるといわれています。竜骨の中に恐竜の化石が含まれていることが認められたとしたら、輸入停止も考えられます。

万が一、恐竜の化石の産地の「竜骨」がもっとも効果が高いとすれば、不老長寿の薬とされていたのは本当に龍の骨(恐竜の化石)だったのかもしれませんね。

新生活がスタートして気をつけたいこと

新生活がスタートして気をつけたいこと新生活がスタートして気をつけたいこと

4月がスタートし、桜も咲き始め、春の陽気になりました。

新しい環境での生活や、新たな出会いなど楽しいことも多いなか、精神的に不安定になりやすい方も多いのではないでしょうか。

昔から、春先は「木の芽どき病」といわれ、自律神経が乱れることで体調が悪くなりやすい時期です。

春の不調の原因は「気温差」です。

寒暖差が大きいと身体はストレスを感じやすくなり、自律神経のバランスを崩し、精神的な不安定が生じます。さらに4月は新年度スタートということで、いろいろな行事や慣れない職場環境、新しい生活環境などが重なり、一気に不調になります。

ここで大事なのは、気持ちに不調を感じたら、身体を休めることです。歓送迎会や飲み会で暴飲暴食などが多くなると、さらに体調が不安定になり「うつ」や「不眠症」などにもなりやすくなるので注意が必要です。店頭でも「うつ」の相談は、春からが多く見られます。

4月~5月にむけて不調が続くと「五月病」になりやすく、医学的には「適応障害」と考えられる病状がでます。症状としては「けん怠感」「不眠」「焦燥感」などです。

漢方では、春は「木」の季節と考え「肝(かん)」に影響しやすいとされています。

漢方学でいう「肝」は、新陳代謝、精神の安定、血の貯蔵などを調整し、ストレスに関係することを指します。

「肝」には、「柴胡さいこ」という生薬がとても効果的で、いくつも柴胡を含む処方があります。とくに気分の安定や改善によく効きます。柴胡の漢方処方をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

新しい季節を乗り越え、元気に過ごしていきましょう!

「治療」より「予防」の重要性を説いた、ある医師のお話

「治療」より「予防」の重要性を説いた、ある医師のお話「治療」より「予防」の重要性を説いた、ある医師のお話

明治時代、熊本県阿蘇郡小国町おぐにまちで「漢学かんがく(中国伝来の漢籍・中国思想・漢詩文の研究)」を学ぶ少年がいました。

少年の父は庄屋(現在の村長のような役職)で厳しく育てられ、8歳で伯父の漢学者にあずけられて学問を学びます。

彼の両親はもともと医者の道を勧めていましたが、少年は暴れん坊で、軍人になることを志し「医者と坊主には絶対にならない」と言い放っていたといいます。

そんな中、1858年から「コレラ」の世界的大流行があり、少年は弟2人と妹を立て続けに「コレラ」で亡くすことになります。

このことがあり、彼は親の勧めでもある医者になって世の人たちを助けたい気持ちが強くなり、もっと勉強しなければならないと考えます。そして上京し、東京医学校(現在の東京大学大学院医学系研究科・医学部の前身)に入学します。

彼の家は兄弟が多く生活が大変なので、家からの仕送りはなく牛乳屋でアルバイトをしながら学費を稼ぎました。東京医学校で猛勉強をし、医学部在学中に学生集会でこんな言葉を述べています。

「人民に摂生保健の方法を教え体の大切さを知らせ、病を未然に防ぐこと」

彼はこの時代に「治療」より「予防」の重要性を説いていたのです。

東京医学校時代、彼の運命の変えることになるオランダ人軍医の「マンスフェルト」先生と出会います。顕微鏡を用いて動植物の細胞を見せられたことから、微生物の世界に興味を持つようになりました。

卒業後、一般的に高給取りになれる病院ではなく、給料が半分以下になる内務省(現在の厚労省)の仕事を選びます。コレラなどの研究、予防医学の普及と研究に力を入れたいというのが目的でした。

そして研究が実り、コレラの原因究明で多くの命が助かることになります。その功績が認められ、彼はドイツに留学し「ローベルト・コッホ」先生の指導で学びます。

ドイツで研究する中、彼は難しい伝染病を知ります。土の中の微生物が原因で感染症がおこる病気「破傷風はしょうふう」です。

破傷風菌の中毒症状は、筋硬直・筋痙攣・自律神経障害などが起こり、絶命するまで苦しめられる恐ろしい病気です。特に子どもたちの感染は多く、新生児に関しては80%~90%の死亡率でした。

彼は研究に研究を重ねましたが、大きな壁にぶつかり苦戦します。破傷風菌はほかの細菌と混ざり、破傷風菌を取り出して培養することは当時の技術では困難を極めたといいます。それでも彼は諦めずに続けました。苦しんで亡くなる子どもたちに、自分の弟妹を亡くした記憶が思い出されたのかもしれません。

そしてついに、誰もできなかった破傷風菌を取り出し純培養することに成功します。破傷風の原因は「細菌そのものではなく細菌が作り出す毒」だということに気づき、免疫抗体を使って治療する方法を発明し、世界的に有名になります。

彼はそれから日本に帰国して伝染病研究所の設立に動く中で、援助をしたいという人物が現れます。支援者自身の所有する芝公園内の土地に伝染研究所を建設し、研究用の機器の寄付を働きかけ彼を支援します。この惜しみない援助をしたのが福沢ふくざわ諭吉ゆきちでした。

当時(明治時代)も伝染病はいくつか流行しており、彼は日本のために伝染病の研究し貢献します。

2年後、中国南区から香港まで多数の死者が出ている伝染病が蔓延し、明治政府は彼を中心とする調査団を派遣。彼はこの病原菌と戦うこととなります。

その病気は、100年ぶりに現れた「ペスト」。

彼はなんと、調査の初日に「病原菌と思われる細菌」を患者の血液、脾臓から見つけることに成功。病原菌を特定し、発見はイギリスの医学誌にも掲載されることになります。

その後も、狂犬病やインフルエンザ、赤痢などの血清開発を続け、後進の指導にも熱心に取り組みます。ハブ毒の血清療法を確立した「北島きたじま多一たいち」、赤痢菌発見者の「志賀しがきよし」、梅毒の特効薬を創設した「はた佐八郎さはちろう」、寄生虫が媒介する病気の研究で業績をあげた「宮島みやじま幹之助みきのすけ」、黄熱の研究で有名な「野口のぐち英世ひでよ」など優秀な研究者を輩出しています。

彼は支援してくれた福沢諭吉の恩に報うべく、没後15年目に慶応義塾大学医学部を創設し、初代科長、病院長に就任しました。

治療より予防を考え、日本の近代医学を築いた彼は、1931年6月13日、78歳の生涯を閉じました。

彼の名は、近代医学の父といわれた「北里きたさと柴三郎しばさぶろう」先生です。

北里柴三郎は、研究に行き詰まった際に勇気づけた言葉があります。

「君、人に熱と誠があれば、何事でも達成するよ。よく世の中が行き詰ったという人があるが、これは大きな誤解である。世の中は決して行き詰まらぬ。もし行き詰まったものがあるならば、これは熱と誠がないからである。つまり行き詰まりは本人自身で世の中は決して行き詰まるものではない。熱と誠とをもって十分に学術を研究したまえ」

この言葉を大事にし、研究者たちは医科学者として大成したといいます。北里柴三郎が、さまざま体験し、何事にも諦めず挑戦し続けた体験を伝えた言葉だったのでしょう。

北里柴三郎は、2024年の今年、新紙幣の千円札に登場し、みなさんに「熱」と「誠」を新たに伝えることだと思います。

日本人が恐れた病気「脚気」

日本人が恐れた病気「脚気」日本人が恐れた病気「脚気」

私たちが毎日食べている白米。白米だけの白ご飯は格別に美味しいですよね。

白米の歴史をさかのぼりましょう。昔から食べられているかと思いきや、意外と日本人が白米を常用したのは明治時代以降でした。江戸時代は米の大半が年貢として取られてしまうため、庶民は白米を食べることは少なかったようです。

奈良時代から日本人は、白米のかわりに玄米を軽く精米して蒸して食べる「強飯こわめし」を常用しており、白米は階級の高い人しか食べられないものでした。

室町時代になると農作物の生産技術が向上しますが、それでも一部の人しか白米を食べる習慣はありません。

江戸時代も都市部しか食べる習慣がなく、田舎などは玄米しか食べることはありませんでした。

そんな中、都市部を中心に大きな病が問題になります。

脚気かっけ」という病気です。

都市部では白米が好まれ、毎日食べる習慣が定着します。しかし白米は値段が高いので副食物(おかず)が買えず、白米だけを食べることが多くなります。その影響でビタミン不足になり、中枢神経が侵される病気が流行します。それがのちに日本の国民病といわれた「脚気」です。

脚気は中枢神経が侵され死に至る病気です。病気の進行が早い人は3日で命を落とすことも。

大正時代は年間3万人もの人が脚気で命を落としています。その大きな原因には戦争の影響もあったようです。

明治時代、政府は「徴兵令ちょうへいれい」を公布し全国から若者を集め、軍隊に入れば1日6合の白米を提供することを約束しました。この条件は、ほとんど白米を食べられない若者にはかなり魅力的だったようで、多くの若者が入隊したようです。これが脚気が多くなった原因だといわれています。

日清戦争では20万人の兵士を動員しましたが、その20%が脚気になりました。その10年後の日露戦争では、戦病死者37,000人のうち75%は脚気でした。脚気は数日で亡くなることもあり、怖い病気として恐れられました。

当時、脚気は伝染病ではないかと疑われており、ビタミン不足だとは考えられていないようでした。白米から玄米に変えると体調が良くなることで、「贅沢病」という人々もいました。

ぬか漬けを食べる習慣がある家庭は「脚気」になりにくい、といわれていました。ぬかは精米時に玄米から取り除いたものでビタミンが豊富です。知らないうちにビタミンを補っていたようですね。

明治43年に農芸化学者の鈴木梅太郎博士が、ぬかの中からビタミンを抽出することに成功しましたが、医学者ではなかったため医学界からは注目されず脚気患者は減ることはありませんでした。

脚気に終止符がうたれたのは大正の末期になってからです。

今や「脚気」も忘れられた病気ですが、改めて食生活の大事さを感じます。

冷え性とは違う、「冷え腹」

冷え性とは違う、「冷え腹」冷え性とは違う、「冷え腹」

「冷え症」は手足や全身など皮膚が冷える状態ですが、「冷え腹」は手足は温かいのにお腹だけが冷える状態(内蔵型冷え性)で、通常の冷え性とは違います。

漢方では「冷え腹」のことを「疝痛せんつう」「さしこみ」「しゃく」などと表現し、いくつもの漢方処方があります。

胃腸は食べ物を消化・吸収するだけではなく、「気(生命エネルギー)」を作る大事な働きがあります。

「冷え腹」の症状は、腹痛や下痢などの症状が特徴です。腹痛や下痢などが慢性化すると「慢性の冷え腹」になり、「気」の不足でさまざまな病気に移行することもあります。

風邪やインフルエンザの感染率が高くなるほか、免疫の病気(がんなど)の原因のひとつにもなる可能性も指摘されています。うつ病にも「冷え腹」の症状がある方が多くみられます。女性の場合は、お腹の冷えは婦人科系の病気や月経不順、不妊症などを引き起こしやすくなります。

水分を多く取るとお腹の冷えの原因になり、体内に水分が滞る「水毒」になります。冬は体温を守るために毛穴が閉じて汗をかきにくくなり、体内に水分が多く残ります。飲食店では冬でも氷入りの水がでてくることが多く、胃腸が冷えて消化不良も引き起こすことがあります。なるべく常温の水や白湯などを飲むようにしてください。

食材の工夫も必要です。カラダを温める食材は生姜などが代表的ですが、根菜類やイモ類にも温める効果がありますので温かい料理で食べてください。カレースパイスのクミン・コリアンダー・ターメリックなどお腹を温めるスパイスなのでおすすめです。夏野菜のトマト・きゅうり・なす・ゴーヤ・レタス・トマト、果物類(バナナ・パイナップル・マンゴー・オレンジ)などはお腹を冷やすので注意してください。

漢方にも冷え腹症改善の小建中湯しょうけんちゅうとう大建中湯だいけんちゅうとうなど、生姜しょうきょう山椒さんしょう桂皮けいひ・人参などが含まれてる漢方があります。気になる方はお気軽にご相談ください。

体重増加に注意!秋から冬にかけて食欲が増す

体重増加に注意!秋から冬にかけて食欲が増す体重増加に注意!秋から冬にかけて食欲が増す

食べ物の少なくなる冬に備えて、よく食べて体に蓄えておくのは動物本来の本能からきています。

この時期は外気が乾燥することで、胃腸の働きがよくなり食欲が増します。夏場補給した多量の水分で弱った胃腸が、外気により乾燥することで元気になるためだと考えます。

さらに冬になると冷えにより「じん」も弱りがちになり、むくみや水太りになりやすく、ブヨブヨした体形になります。体重が気になる方は、食欲や冷えに十分注意する必要があります。

食欲を安定するために必要なのが「睡眠」「食事」「ストレス」です。

睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモンバランスの乱れで、食べたい感覚が強くなり食べないと満足できない気持ちになります。睡眠は十分にとりましょう。

食べ物は旬の食べ物を食べること。サツマイモや里芋、ゴボウ、レンコンなど。大根はすりおろしにすると消化を助けてくれます。また、新米は胃腸に負担がかかるため(※ 薬草辞典 本草網目より)食べ過ぎた翌日は「お粥」で食べて胃を休めることも大事です。

ストレスは、自律神経の交感神経を優位にさせることで食べる浴求が高まり過食傾向になります。

食べ過ぎ防止には漢方薬も有効です。

胃の働きが強くなると、お腹がすぐ空いたり、食べ過ぎたりします。これは「胃熱いねつ」が原因なので、胃熱いねつを取る漢方の「黄連解毒丸おうれんげどくがん」を服用します。胃熱いねつを取ることで安定した食欲になります。

ストレスが原因に食べ過ぎには「柴胡剤さいこざい」が効果があります。柴胡さいこはストレスが原因の過剰な胃腸の働きを抑え、自律神経やホルモンバランスを整えてストレスによる過食を防ぐ働きがあります。柴胡剤さいこざいには、大柴胡湯だいさいことう柴胡桂枝湯さいこけいしとう加味逍遙散かみしょうようさんなどがあります。

大柴胡湯だいさいことうは、主に食欲旺盛で太りやすい体質に使います。もともと胃腸が弱いのに食欲がる方は柴胡桂枝湯さいこけいしとうがおすすめです。特に女性でホルモンバランスが影響して食欲が増える方は加味逍遙散かみしょうようさんを選んでみてください。

その人に合う漢方は体質でも異なりますので、店頭でお気軽にお問い合わせください。

10月15日は「世界手洗いの日」

10月15日は「世界手洗いの日」10月15日は「世界手洗いの日」

世界には不衛生な環境で、下痢や肺炎にかかり命を失う子供が年間約150万人。そのため感染症予防で石けんで手を洗うことを広めるために、世界各国で普及活動が行われています。

10月15日は「世界手洗いの日」。日本ではユニセフ協会が主催し、ライオン株式会社様、花王株式会社様など複数の企業の協力によって運営されています。

わたしたちの生活には、多くのウイルスや菌が数多く存在しています。いつの間にか手についたウイルスや菌は目・口・鼻などから体内に入り、体調が悪くなります。

体内にウイルスや菌が侵入させないために、手洗いはとても大事です。

アフリカで発生してる強毒性のエボラの感染拡大を防ぐ方法の一つとして、ユニセフも手洗いの重要性を発信しています。また、コロナやインフルエンザもなかなか終息しません。

ウイルスは単独で増殖はできないので、人の身体に侵入して細胞の中で増殖します。また、ウイルスには抗生剤は一切効果がありません。自分の免疫に頼るしかないのが現状です。ウイルスを体内に侵入させないためにも、まず手洗いが予防策になります。

ウイルスは脂質でできた何層もの膜に覆われています。石けんは脂質の保護膜を破壊するため、石けんによる手洗いは重要視されています。

ウイルスの脂質の保護膜を破壊するためには、石けんをたっぷりつけて泡立て、20秒から30秒はこするといいでしょう。特に指の間は丁寧に洗うことが大事。

もちろんアルコールもウイルスの脂質の保護膜を破壊します。

あまり何度もアルコール消毒をすると手が荒れることがあるので、皮膚が弱い方は石けんで洗うといいかもしれません。

これから寒くなり、皮膚は乾燥します。手荒れはウイルスが隠れ潜むこともあります。普段の手荒れのケアもするのも大事ですね。

9月15日は「ひじきの日」

9月15日は「ひじきの日」9月15日は「ひじきの日」

9月15日は「ひじきの日」です。

高齢化社会にむけ「ひじき」をもっと食べて健康に長生きしてほしいとの願いで、1984年、当時の敬老の日であった9月15日に三重県ひじき協同組合が制定しました。

三重県では「ひじき祭り」を開催し、周辺の福祉関係や敬老会などに「ひじき」を寄贈し、全国から訪れる観光客に「伊勢ひじき」を無料配布(伊勢おかげ横丁)しているそうです。

「ひじき」は長寿食と親しまれており、昔から「ひじきを食べると長生きをする」といわれていました。

「ひじき」は温かい海に住む海藻です。岩の上に付着して、成長すると葉は膨張します。3年目あたりに、この葉が刈り取られて「ひじき」になります。

海から取ったばかりの「ひじき」は硬くて、味に渋みがあり食べられません。長時間釜で蒸し、天日干しされたものが乾燥ひじきになります。

「ひじき」は鉄分を多く含んでいるので、貧血の女性におすすめの食材です。

「ひじき」に含まれている鉄分は非ヘム鉄で、肉や魚に含まれている「ヘム鉄」と比べて身体に吸収しにくいですが、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂取すると吸収率がアップします。

乾燥ひじきは、水に戻したり洗い流したりすることで栄養が溶け出してしまうとの考えがあるようです。しかし、豊富に含まれる栄養素は「水戻し」「ゆで戻し」「ゆでこぼし」をしても、カルシウムは変わらず、鉄分は7割以上、食物繊維は8割以上残ります。

みなさんも、「ひじき」を食べて健康な日々を過ごしましょう!

宮崎餃子の日

宮崎餃子の日宮崎餃子の日

8月29日~31日は宮崎餃子の日です。宮崎県内各地の餃子関連団体で構成される「宮崎県ひなた餃子連合会」が制定しました。

8月の肉(ニク)の日の29日、宮崎の「み(3)」と「餃子の形の(0)」を組み合わせた30日、「野菜(ヤサイ)の日」の8月31日とすることで、宮崎の餃子と、豚肉・牛肉・鶏肉・キャベツ・ニラ・ニンニクなど宮崎県産の具材をアピールする目的で、2023年に日本記念協会により認定・登録されました。

宮崎には餃子をたくさん買って冷蔵庫に常備している家庭が多いようで、2021年には餃子の消費金額・購入頻度で日本一になり、現在でも日本一をキープしています。持ち帰り餃子が充実しているので、手土産に餃子を持っていく方もいらっしゃるのではないでしょうか?

餃子の歴史はとても古く、中国では約1,400年前から食べられている歴史のある料理です。

日本に伝来したのは江戸時代に入ってからで、「福包」という鴨肉の入りの餃子の料理があったといわれています。

当時は鶏や牛などの肉食が禁止されていたこともあり、庶民の間では普及しませんでした。肉食が解禁された明治時代以降も餃子はあまり食べられていないようです。

しかし、満州で生活していた日本人に餃子を食べる習慣できたため、第二次世界大戦以降に日本でも餃子を取り扱う店が増えて定着していきます。

なかでも抜群の人気があったのは「焼き餃子」。中国ではあまり好まれなかった焼き餃子が、日本では主食の米やお酒に合うということから好まれるようになり、1972年に冷凍餃子も発売され、家庭では人気のメニューになります。

餃子は完全食ともいわれ、栄養バランスのよさが見直されています。餃子の皮は炭水化物、餃子のあんにはタンパク質である豚肉とビタミン・ミネラルが豊富な野菜が含まれていますので、餃子一皿食べるだけで食事のバランスがとれています。

豚はひき肉にすることで消化しやすくなっています。また、ニンニクや生姜などの薬味も使いますので、エネルギー代謝に関わるビタミンB群の働きを上げることもできます。

ぜひ皆さまも、この暑い夏バテの時期を乗り越えるためにも、餃子を食べ元気に過ごしていきましょう!

かき氷と鉄不足

かき氷と鉄不足かき氷と鉄不足

かき氷が美味しい季節がやってきました!暑い夏は冷たいかき氷が食べたくなりますね。

7月25日は「かき氷の日」ということですので、かき氷に関するお話をひとつ。

かき氷は、アイスクリームよりも身体の熱を下げる効果が高いといわれています。

猛暑で体温が上がり過ぎたときに、かき氷を食べることで素早く体温を下げることができます。炎天下で過ごすときには、かき氷を食べることは理にかなっています。食べ過ぎは胃腸を急激に冷やしてしまいますので注意してくださいね。

さて、氷には依存的な症状があるのをご存じでしょうか?

氷が好きすぎて、季節に関係なくガリガリと食べずにはいられなくなる症状「氷食症」は、異食症(日常的に食べないものを食べてしまう摂取障害)の一種です。

氷食症の多くが「鉄欠乏性貧血症」のようです。特に女性の約4割は鉄欠乏症と考えられていますので、心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

鉄欠乏症は、朝が起きられなくなったり、記憶力・集中力が落ちることがあります。貧血や貧血予備軍の方は、前もって鉄分や葉酸など血液を増やす成分が配合されたサプリメントや、「虚血きょけつ」改善の漢方薬などを服用するといいかもしれません。

暑い夏以外は、かき氷よりもアイスクリームのほうが身体を冷やしすぎないかもしれませんね。

鳥骨鶏は「薬膳料理の王様」

鳥骨鶏は「薬膳料理の王様」鳥骨鶏は「薬膳料理の王様」

1942年7月21日に、鳥骨鶏うこっけいが天然記念物(大分・三重・広島)として指定されたことで、鳥骨鶏の種の保存と食文化の普及を目的として「鳥骨鶏の記念日」になりました。

鳥骨鶏はニワトリの品種名で、皮膚・内臓・骨にいたるまで黒色です。

鳥類全般でみても特異な外見から「霊鳥」として扱われていました。食材では全ての部位が使用され、薬膳料理に使われていたそうです。

過去には不老不死の食材ともいわれており、特に血虚けっきょや冷え性の方によいとされていました。血虚けっきょによいといわれる食材には、色が黒いものが多いです。黒豆・黒ゴマ・黒砂糖なども造血作用や体温を上げる効果があるといわれており、血虚にはいい食材だと期待されています。

鳥骨鶏は身近な食材ではないので、日本ではほとんど食べられません。もし食べてみるのであれば、鳥骨鶏の卵を食べてみるといいかもしれません。

鳥骨鶏の卵は、栄養学的にも優れており、味も美味しいので高値で取引されています。

普通のニワトリは年間約300個近く産むのに対し、鳥骨鶏は60個しか産みません。烏骨鶏は産む回数が少ないぶん、1個当たりの栄養素が濃縮されているようです。

鳥骨鶏の卵の栄養はビタミンAが豊富です。ほかに、ビタミンB2、鉄分、亜鉛、カルシウム、DHA・EPAも多く含まれています。

ビタミンAやビタミンB2は、肌や髪に欠かせない栄養素です。DHAやEPAには、血液をきれいにしたり中性脂肪を低下させることで、動脈硬化の予防にも効果があります。高血圧の方には特にオススメの栄養素が含まれています。

機会があれば烏骨鶏の薬膳料理や卵を召し上がるのもいいかもしれませんね。