ミニコラム

1記事3分で読める、エソラ漢方薬本舗の健康のためのミニコラムです。スキマ時間にもどうぞ。

ドライマウスは口臭のもと

ドライマウスは口臭のもとドライマウスは口臭のもと

なぜ、口臭はするのでしょう。口臭が発生している大きな原因は細菌と言われています。

私たちには、唾液が存在しています。唾液には、からだを外部から護る働きで、抗菌作用があるので細菌を浄化してくれます。通常、細菌は抑えられることができます。

唾液が少なくなる原因は、食事でよく噛まない(胃腸の負担)、ストレス、加齢や更年期、糖尿病、薬の副作用などです。

現在、日本には3000万人のドライマウスがいるといわれています。

唾液がでないと、口の抗菌ができず、硫黄化合物、硫酸水素、メチルメルカプタンなど少量の毒ガスが発生します。これらは少量でも、かなりの臭いにおいがします。

また、虫歯や舌苔ぜったいももちろんですが、これから冬にかけてウイルスが増えてくる時期です。免疫も低下しますので、風邪もひきやすく、肺炎もおこしやすくなります。

口が乾いた状態が、続いたら要注意です。漢方は根本的にアプローチし、原因となる症状を改善していきます。口臭も健康のバロメーターです。

放置せず、気になる方は、お気軽に相談してください。

なんだか調子が悪い…。原因は季節の変わり目かも?

なんだか調子が悪い…。原因は季節の変わり目かも?なんだか調子が悪い…。原因は季節の変わり目かも?

夏は元気で過ごしていたけど、少し涼しくなってきて、なんだか調子が悪い…という方が増えてきたのではないでしょうか。季節の変わり目になると、心身の不調を感じやすくなるものです。

特に春・秋は、気候にも恵まれる時期ですが、「うつ」傾向の症状も強くなることが多くなります。

朝晩の温度差が激しいと神経のコントロールができず、不安定になりやすくなります。

秋はさらに、腸の不安定で、便秘・下痢になりやすい(夏バテの影響)のでセロトニンが減少し、しくしく感(寂しさ・悲しさ)が現れやすいです。特に、過食気味、眠気、疲労感、気分の落ち込みなどにはお気をつけください。

神経の不安定などには、漢方が優れています。鬱傾向のかたも、お気軽にお問い合わせください。

毎日の朝ごはんで学力アップ!

毎日の朝ごはんで学力アップ!毎日の朝ごはんで学力アップ!

みなさんは、朝食ちゃんと食べていますか?文部科学省の調査で朝食を食べる子は学力も高い傾向があるといいます。

私たちの体は、エネルギーを体にためておくことができます。しかし、脳はブドウ糖を貯めておくことができないため、常に血液中からブドウ糖を取りいれる必要があります。

特に成長が著しい子どもの脳は、大人の約2倍のブドウ糖が必要となってくるため、朝食を食べないと頭がぼんやりとし、やる気がなくなるなどといった状態になります。

しかし、ただ朝食を取ればいい!というわけではなく、朝食の内容も大事になっていきます。

脳のエネルギーは、ご飯やパンなどの炭水化物。パンよりご飯のほうが血中濃度が保つともいわれています。しかし、おにぎりや菓子パンだけではだめです。アミノ酸やビタミンB群を一緒にとらないと有効に脳に働きません。

アミノ酸は、納豆・豆腐・玉子・乳製品など、ビタミンBは、豚肉などがおすすめです。

朝食の2時間後は、特に脳の働きが良くなります。是非、明日から朝食を家族みんなで食べて、仕事に勉強、がんばっていきましょう。

この生薬を見つけたら、身内でも内緒にしておこう!

この生薬を見つけたら、身内でも内緒にしておこう!この生薬を見つけたら、身内でも内緒にしておこう!

昔はなかなか見つけられず、見つけたら身内でも内緒にしていた生薬があります。現在でも上薬とされている「霊芝れいし」です。

現在は、栽培ができるようになったため商品も価格も安定しています(いろいろあるので販売元は注意が必要)。昔は高くて購入できませんでした。

その中でもサルノコシカケ科のマンネンタケは、免疫作用を高めるものとして注目されています。

霊芝れいしは、核酸とたんぱく質の代謝を良くし、造血機能を高めることができるため、免疫療法として癌などの方も服用していました。

最近ゲルマニウムが含まれていることで注目されています。抗血栓作用や、高コレステロール作用、動脈硬化などを防ぐことができます。霊芝れいしのゲルマニウム含有量は朝鮮人参の5倍ともいわれています。

脾と腎に効果が期待できるので、胃腸系や腎臓系が弱い方におススメです。

カレーがおいしい時期。しかし作り置きは危険!?

カレーがおいしい時期。しかし作り置きは危険!?カレーがおいしい時期。しかし作り置きは危険!?

明日は、土曜日。エソラ漢方薬本舖は、元気に営業しています。土曜日は、平日に比べて予約が少なめです。はじめてのお客様でも是非お気軽にお越しください。

今日は、食中毒のお話。今からカレーが美味しい時期。しかし作り置きは危険です!

カレーやシチュー、煮物を中心にした作り置きの食中毒が増えています。原因はウエルシュ菌によるものです。ウエルシュ菌は、熱に強いタイプもあり100℃で1時間加熱しても生き残るものもいます。熱を加えれば大丈夫…という方には注意が必要ですね。

ウエルシュ菌は自然界に多く、特に肉に多くいることが多いです。動物の腸管や土壌にもあるのでいろんな感染源があります。症状は、腹痛や下痢をひきおこし、まれに重症化することもあります。

ウエルシュ菌は酸素のない状態を好むので、再加熱の時は、よく混ぜて空気をふくませることが必要です。調理後はなるべく早く食べて、大量の作り置きは控えることがいいですね。ちなみに、ウエルシュ菌は匂いも味もないので判別がつきません。

これから、食中毒が増える時期です。是非、注意してください。

五月病は今日から本格的に要注意!

五月病は今日から本格的に要注意!五月病は今日から本格的に要注意!

大型連休が終わり、今日から仕事初めの方が多いのではないでしょうか。この時期の体調不良は、五月病が考えられます。

五月病は、誰でもなります。その状態を放置すると悪化する人もいるので、体調管理には十分気を付けましょう。朝が起きれなかったり会社や学校に行きたくなくなる方は、五月病かもしれません。

四月の新しいスタート時期の不安定から連休の休みになると精神的な疲れがおこり、さらに思考力も低下し無気力状態になります。精神的な疲れは臓器にも負担がかかり、体力的な疲れもとれにくくなります。特に胃腸は不安定になりますので、食欲減退は注意ですね。

不眠症もおこりやすく、疲れててもなかなか眠れない…といった悪循環に陥ることも。胃腸の弱さや寝つきの不安定は、五月病の初期症状でもありますので早めに改善していきましょう。

不安やイライラ感、不眠症などは、漢方は得意な分野で、効果が期待できます。お気軽にご相談ください。

春の気候が眠くなる原因とは?

春の気候が眠くなる原因とは?春の気候が眠くなる原因とは?

春は眠い…。春の気候は眠くなります。眠っても眠っても眠たい。

原因の1つは、朝・昼・夜の気温差です。気温差があると自律神経の乱れで不安定になります。自律神経はスイッチの働きがあり、乱れると眠気が生じます。

2つめの原因は、春は血液の動きが盛んになるためです。食欲も盛んになりますが、この動きで脳の血流が下がります。食べることは、かなりのエネルギーを使います。食べ過ぎると脳の血液が胃のほうへ行ってしまので、眠たくなるのです。栄養剤も取りすぎると眠気につながるので、漢方薬を服用し眠気を防ぎましょう。

眠いからといって、長時間の昼寝は不眠症の原因になります。昼寝をするなら30分。二度寝は疲労回復の効果は全くありません。

休日に寝だめするのも、不眠症や睡眠不足症候群につながります。適度な睡眠時間をとっていきましょう。

インフルエンザに感染しにくいカラダづくりを!

インフルエンザに感染しにくいカラダづくりを!インフルエンザに感染しにくいカラダづくりを!

インフルエンザが流行しています。

その中でも今、流行しているのはA型です。38℃以上の高熱や咳、喉の痛みなど呼吸器系に影響がでて、感染力も高く流行しやすいウイルスです。

またB型は、下痢や腹痛など消化器系に影響でるので、A型に感染し、体力や免疫が落ちているとB型に感染しやすくなるのはこのためです。

感染しやすい人・しにくい人では、なにがちがうのでしょうか。

漢方では、冷えに傷つけられ、免疫力が低下したために風邪をひくという考え方をします。

ウイルスは、冷えを好み、熱に弱いという性質があり、からだが冷えた状態になると、ウイルスは増殖します。ある程度増殖すると、免疫反応で、からだから排除しようと熱をだし、鼻水・咳・くしゃみで排除していきます。冷えがなければ、ウイルスが侵入しても、居心地が悪いため増殖はしません。

冷えをとる漢方はたくさんあります。冷えをとり免疫力を高めることは、最大の防御をいえます。体が冷える方は、自分に合う漢方を使い、防御力をUPしていきましょう。

がんによる女性の年間死者が世界で増えています

がんによる女性の年間死者が世界で増えていますがんによる女性の年間死者が世界で増えています

アメリカがん協会が発表した報告書によると、2012年の350万人から2030年までに約550万人(デンマークの人口に匹敵)に増加するとの見通しを明らかにしました。

世界で平均すると、女性は7人に1人はがんで死亡しており、循環器疾患に次いで死因第2位となっています。がんの上位を占めるのが、乳がん・大腸がん・肺癌・子宮けいがんになります。

運動不足・食事・肥満などが、がんを引き起こしやすくなる原因といわれていますが、新たに、出産年齢の高齢化も指摘されるようになりました。高齢出産とは35歳を過ぎてからの出産のことをいいます。高齢出産となるとさまざなリスクが高まります。

店頭でも、産後の不調の相談が多くなりました。30代・40代は特に注意が必要です。

漢方での婦人薬は、産後の不調は、ほとんどが対応できる処方です。このケアが、大きな病気にならない方法にもなります。小さな自覚症状でも我慢せず、ご相談ください。

女性は「7」年ごとにカラダが変化します

女性は「7」年ごとにカラダが変化します女性は「7」年ごとにカラダが変化します

漢方では7の倍数を女性のカラダの節目と考えます。

7×2=14歳で初潮を迎え、7×3=21歳から7×4=28歳をピークに考え、7×5=35歳から老化が見え始めます。7×6=42歳から老化は加速。7×7=49歳で閉経を迎えます。

この節目に大事なのは、もちろん血の道です。血の道とは女性の生理現象(生理・妊娠・出産・流産・更年期など)に起きる様々な症状です。

30代は特に、ケアが大事になってきます。老化を防ぐためにも婦人科漢方を使いながら更年期症状はもちろん、病気や老化現象を抑えることができます。

秋~冬は特に、冷えによって体調を壊す時期です。是非、ご相談ください。

食物繊維の効果でダイエット

食物繊維の効果でダイエット食物繊維の効果でダイエット

先日のテレビの影響か、当社の「七美茶ななみちゃ」の注文が増えていました。

テレビでの内容では、スーパー大麦の植物繊維が、腸内細菌の中での太りやすく体質を変えるデブ菌(ファーミキューテス門)を減らし、ヤセ菌(バクテロイデス門)を増やしてくれるという内容でしたね。

普段の食事ではなかなかとりにくく、腸内全体に有効な食物繊維を摂ることは難しいそうです。

当社の「七美茶ななみちゃ」はお茶なので、飲みたいときに好きなだけ美味しく飲めるのが特徴です。また、植物繊維は、以前から注目して商品開発しており、100%自然植物で創られております。その効果は10日ダイエット調査でも、平均1.3kg減のデータもでています。

睡眠時間が少ない中高生は「うつ病」になりやすい!?

睡眠時間が少ない中高生は「うつ病」になりやすい!?睡眠時間が少ない中高生は「うつ病」になりやすい!?

現代病といわれる「うつ病」。最近、中高生の相談が増えています。

近年、うつ病は睡眠不足と精神疾患に関連があることが判明しています。特に思春期の中高生は睡眠がどれだけとれるかが重要になってきます。

東京大学・高知大学の研究報告によると、理想の睡眠は8時間以上と発表がありました。テレビ、ゲームや大きなプレッシャーとなる受験などにより、最近の中高生は、適度な睡眠がとりにくくなっています。今一度、睡眠の時間の見直しを考えてみてはどうでしょうか。

思春期に経験した失敗で、社会人になってからの精神疾患は確かに目立ちます。思春期から使う漢方治療もありますので、気になる方は、遠慮なくご相談ください。