高血圧で お悩みの方
はじめに
当店はご予約のお客様優先となります。カウンセリングご希望のお客様は事前のご予約をお勧めいたします。
当店はお客さまの健康相談を大切にしておりますので、ご予約のない場合にはお待ちいただく場合がございます。

高血圧とは
高血圧とは、くり返して測っても血圧が正常より高い状態です。
日本の高血圧基準ガイドラインでは、2000年6月まで160/95mg/hgでしたが、2000年6月以降140/90mg/hgになり、新たな検診導入で目標血圧が厳しくなりました。
毎日の体調や精神状態で、血圧は日々変動します。まずは、本当に血圧が高いのかをしっかり測定することが大事です。
正しい血圧の測定方法
血圧計は、上腕部で測るのがベストです。心臓と同じ高さの位置で測ってください。

血圧は、測る場所が心臓より高くなると低くなり、心臓より低くなると高くなります。
血圧は1日に2回×2回(1回につき2回)測定しましょう。
血圧の変動をみるために、ゆっくりと深呼吸を10回して、2回測り記録します。
- 朝起きて食事をする前に2回
- 夜寝る前に2回
一般的に、朝の血圧は高く、夜は低くなる傾向があります。
運動後・食後・寝た状態の計測でも血圧は高くなります。
血圧が高くなる要因
- 神経的な要因:ストレスなど
- 血液循環障害:血管内に老廃物が付着して血液循環が障害されている
- 腎臓の働きが低下:水分バランスの低下
- 肝臓の働き:血液の質の低下や自律神経が不安定になることにより神経が高ぶる
- 腸の機能低下:自律神経に影響
- 肥満:血管に負担
男性の高血圧
男性の高血圧の特徴は、顔が赤く体がガッチリしたタイプで腎虚の方が多く見られます。
漢方処方では、血熱(ちねつ)を取る「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」を基本処方にし、腎虚(じんきょ)漢方を一緒に服用します。神経系疾患がある方は、精神的負担が改善する漢方などを併用していきます。
女性の高血圧
女性の高血圧の特徴は、胃腸が弱く神経質な方が多く、動悸や肩こり・頭痛などがあります。
漢方処方では、神経の昂ぶりを抑える漢方や、胃腸を強くする漢方を処方します。動悸を伴う高血圧は、血液の粘度をさげる漢方を服用します。
高血圧改善に注目されている生薬「丹参(たんじん)」
丹参(たんじん)はシソ科の根および根茎(こんけい)で、心臓疾患でよく用いられる生薬です。血流を増し血栓形成を防ぎ、血液粘度を下げるなどの活血作用があり、高血圧症の改善に注目されています。
中国では、「瘀血(おけつ)」状態そのものを改善し、「瘀血」が原因で生じているさまざまな症状を好転させる目的として古くから一般的に使われています。現代でも注射剤としても使われているようです。
- 血液循環作用
- 微小循環(びしょうじゅんかん)改善作用(末梢の毛細血管で栄養と老廃物の交換をする)
- 抗血栓作用
- 鎮静安静作用
- 冠状動脈拡張作用
- 血圧降下作用
- 血糖降下作用
- 腎機能改善作用
- 抗酸化障害作用
- 記憶能力障害の症状改善
「瘀血」で起こるさまざまな症状改善報告があり、冠状動脈性狭心症・脳血管障害・月経困難などの婦人病疾患の他、肝障害・慢性腎不全の治療にも用いられています。

高血圧のタイプは2つある
高血圧には「二次性高血圧」「本能性高血圧」のタイプがあります。
腎臓病など持病があることで高血圧傾向の方を「二次性高血圧」、塩分の取りすぎや運動不足・肥満・ストレスなどからの高血圧傾向の方は「本能性高血圧」と言います。
高血圧になると、心臓に負担がかかり、狭心症や心筋梗塞など命に関わることもあり、動脈硬化による臓器の機能障害は重大な合併症も引き起こします。
毎日の生活習慣を改善することは大事です。食事・運動・ストレスなどに気をつけるのはもちろん、漢方での考えは「瘀血(おけつ)」を取り除くことが改善と考えます。自分に合う「瘀血剤」などを選び高血圧を改善しましょう。
漢方の副作用について
漢方は副作用が比較的少ないといわれていますが、医薬品なのでないわけではありません。
また、製薬会社によっては伝統処方ではない漢方や、中医学処方の漢方もあります。ご自身に合った漢方をしっかりと選ぶことが大事です。
間違った漢方治療や自然療法により、体調を崩している方がいらっしゃいます。一人ひとりに合わせてさまざまな治療方法があります。漢方専門スタッフが在籍している専門店で相談して服用することがおすすめです。
エソラ漢方薬本舗なら、相談料無料でご相談をお伺いいたします。メールやLINE、お電話でのご相談も承ります。
病院にかかっている方へ
病院にかかっている方は、担当のお医者さまへご相談ください。お客さまの判断で、病院処方の医薬品を止めたり、通院を止めないようお願いいたします。
また、当店に通われている最中に病院にかかることになりましたら、お医者さまと薬剤師に服用中の漢方薬を報告してください。
高血圧の 症例
高血圧でお悩みの方の症例の一部をご紹介いたします。ほかの症状でお悩みの方もご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
- 動脈硬化症の高血圧
宮崎県/女性/47歳 -
高血圧が気になり、疲れやすく頭痛、肩こりがひどい。1日中眠い。173/99
来店所見・諸症状
血圧が高い傾向が若いころからみられることから動脈硬化進行が気になる。
漢方アドバイス
0日
瘀血剤と婦人薬服用。
30日
153/89に回復。調子がいい。
- 体重増加の高血圧
宮崎県/女性/48歳 -
高血圧が気になる。過食による体重増加。5年で20kg。180/100
来店所見・諸症状
短期間での体重増加は身体にかなりの負担をかける。食事改善は大事になる。
漢方アドバイス
0日
酵素治療で食事改善。便秘改善漢方を瘀血(おけつ)剤服用。
60日
8kg減量。血圧正常。
- 高血圧傾向の心筋梗塞・うつ病
宮崎県/女性/68歳 -
心臓にステント7本。主治医から体重を減らすように言われている。20代から高血圧・糖尿病。45歳で子宮の病気あり。現在は、頭痛、肩こり。夜中に3回ほど目が覚めてトイレに行く。
来店所見・諸症状
かなりの腎臓・婦人科系の負担が見受けられる。
漢方アドバイス
0日
本人の希望で漢方栄養剤購入。まずは腎臓・婦人科系漢方を服用し、調子の悪い時に心臓の漢方を服用。
30日
体が軽くなり、頭痛・肩こりが楽になる。不整脈がなくなり元気がよくなる。
60日
うつ病の治療開始。柴胡剤(さいこざい)を使い神経を安定させる。
90日
症状も改善し、完治。
- 高血圧傾向の不整脈
宮崎県/男性/68歳 -
高血圧の薬服用すると調子が悪い。血流計でも不整脈を確認。動悸・息切れが激しい。
来店所見・諸症状
お酒をかなり服用する傾向がある。心臓の負担は大きい。
漢方アドバイス
0日
本人の希望で、漢方栄養剤購入。心臓漢方・アミノ酸(栄養剤)・食事療法(酵素治療)。
30日
皮膚改善傾向。
30日
不整脈改善。
60日
不整脈なし。心臓負担軽減確認。
- 高血圧の不整脈
宮崎県/男性/67歳 -
ワーファリン、ほか5種類の薬を服用。体調が悪い。神経質になり、血液検査の数字を気にする。むくみが多い。
来店所見・諸症状
神経質になる傾向は、心臓に負担かかってる状況。水分調整も不安定。
漢方アドバイス
0日
本人の希望で漢方栄養剤購入。心臓の漢方と血流改善漢方を処方。
30日
不整脈改善。継続中。