認知症で お悩みの方
はじめに
当店はご予約のお客様優先となります。カウンセリングご希望のお客様は事前のご予約をお勧めいたします。
当店はお客さまの健康相談を大切にしておりますので、ご予約のない場合にはお待ちいただく場合がございます。
ご親族様・代理人様からのご相談も承ります。何でもご相談ください。

認知症とは?
認知症とは、厚生労働省によると「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」の総称とされています。
厚生労働省の調査では、高齢者の約4人に1人は認知症、または軽度認知障害であるといわれています(2012年時点)。
よく耳にする「アルツハイマー」は、認知症の原因疾患の一つです。認知症にはいくつか種類がある中で、アルツハイマー型認知症が一番多くなります。
脳は神経細胞でできていますが、40歳を過ぎると神経細胞は次々と死滅していきます。これが脳の老化のはじまりです。記憶や知識が失われることはありませんが、急激な脳の老化は認知症リスクが高まるといわれています。
内臓の強化や血流の作用が、認知症の予防や進行を遅らせることにつながると考えられます。内臓や血流の強化・改善は漢方の得意分野です。
認知症と食生活
年齢とともに細胞の新陳代謝は低下します。脳の老化を防ぐために、食事は重要になってきます。バランスよく、野菜と肉・魚を食べるようにしましょう。
- 野菜を食べよう
- 認知症で特に注意する病気は、高血圧・糖尿病・肥満・動脈硬化です。これらを防ぐためにも野菜をしっかり摂るようにしましょう。野菜は血液がサラサラになり、高血圧・糖尿病・肥満・動脈硬化などを防止してくれます。
- 肉や魚を食べよう
- 肉や魚でしっかりタンパク質を補給しましょう。タンパク質が不足すると内臓が栄養不足になり、神経細胞の働きが低下します。肉や魚を少量しか摂ることができない人は、大豆などのほかの高タンパクな食品で補いましょう。
エソラ漢方薬本舗では、食事療法を含む生活習慣改善のアドバイスも行っています。ぜひお気軽にご相談ください。
認知症と運動
筋肉は25歳をピークに、年齢とともに落ちていきます。運動不足の方で1年に1%ほど筋肉が落ちるといわれていますが、まったく運動をしない人はそのリスクが何倍も上がると注意喚起されています。
筋肉が落ちると神経や脳血流にも悪い影響が生じ、認知症リスクが上がるといわれています。
さらに運動をしないと、筋肉自体が筋肉の動かし方を忘れていってしまいます。これは高齢者が転倒しやすい原因のひとつです。転倒で入院や寝たきりとなると、さらに認知症リスクは上がってしまいます。
運動すると全身の血流がよくなり、脳の活性化につながります。アドレナリンやドーパミンなど「やる気ホルモン」も出ますので、前向きな気持ちになれるでしょう。
65歳以上の成人に推奨される運動
WHO(世界保健機関)が認知症リスク低減に向けたガイドラインで身体活動が提示されています。
最初は軽く汗をかく程度の運動を20分から始めて大丈夫です。まずは週3回から始め、徐々に回数を増やしていきましょう。怪我には注意をしてください。
- 1.基本の運動
- 1週間に「150分以上の中強度の有酸素運動」または「75分以上の激しい有酸素運動」が推奨されています。1回の有酸素運動は10分以上行ってください。
- 2.さらなる健康のために
- 1週間に「基本の運動に300分以下の中強度の有酸素運動をプラスする」または「150分の激しい有酸素運動を行う」が推奨されています。こちらも1回の有酸素運動は10分以上行ってください。
- 3.運動にプラス
- 運動しながら頭を使うとより効果的です。これは「コグニサイズ」といい、全身を使った運動と認知課題(しりとりゲームなど)を同時に行うことで、脳の活動を活発にする方法です。
有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、水泳、自転車、ダンスなどが該当します。ウォーキングなどはゆっくりのペースで周りの景色を楽しみながら歩くとより効果的です。
慣れてきたら徐々に時間を増やしていきましょう。さらに、1人ではなく複数の友人などと一緒に行うと楽しさも倍増し、認知症リスクを下げられる生活になることでしょう。
今は動画配信サイトでも運動方法がたくさん紹介されています。家の中でも気軽に運動が始められますので活用していきましょう。
エソラ漢方薬本舗では、運動を含む生活習慣改善のアドバイスも行っています。ぜひお気軽にご相談ください。
病院の薬と漢方薬の併用について
病院の薬の影響で、以下のような症状が発生することがあります。このような機能の低下を漢方薬でサポートすることができます。
なお、通院中の方は医師への相談が必要です。医師の判断のない中で、病院で処方された薬の服用をやめたり、服用回数を減らすことは行わないようにしてください。
脳梗塞からの認知症
脳梗塞とは、脳の血管が詰まって血液が行き渡らなくなり、脳細胞が壊死してしまう病気です。昨日まで元気だった人が突然倒れてしまい、命はかろうじて助かっても後遺症が残る場合もあります。
脳梗塞予備軍である隠れ脳梗塞は、50代で約半数・60代では8割以上だといわれています。隠れ脳梗塞は脳の老化とも言えます。隠れ脳梗塞を放置すると、脳機能が失われていき認知症にもつながりかねません。
例えば、一瞬言葉が出なくなる・記憶が飛ぶ・手がしびれる。こんな症状はありませんか?これは、「一過性脳虚血発作」である可能性があります。
一過性脳虚血発作は、すぐ回復するため軽視されがちです。しかし、統計ではこういう症状が現れると3週間以内に約2割の人が重症の脳梗塞になるともいわれています。
エソラ漢方薬本舗には、血流を直接見られる「血流スコープ」を導入しています。お気軽に血流を見にご来店ください。
漢方の副作用について
漢方は副作用が比較的少ないといわれていますが、医薬品なのでないわけではありません。
また、製薬会社によっては伝統処方ではない漢方や、中医学処方の漢方もあります。ご自身に合った漢方をしっかりと選ぶことが大事です。
間違った漢方治療や自然療法により、体調を崩している方がいらっしゃいます。一人ひとりに合わせてさまざまな治療方法があります。漢方専門スタッフが在籍している専門店で相談して服用することがおすすめです。
エソラ漢方薬本舗なら、相談料無料でご相談をお伺いいたします。メールやLINE、お電話でのご相談も承ります。
病院にかかっている方へ
病院にかかっている方は、担当のお医者さまへご相談ください。お客さまの判断で、病院処方の医薬品を止めたり、通院を止めないようお願いいたします。
また、当店に通われている最中に病院にかかることになりましたら、お医者さまと薬剤師に服用中の漢方薬を報告してください。
認知症の 症例
認知症でお悩みの方の症例の一部をご紹介いたします。ほかの症状でお悩みの方もご相談を承ります。お気軽にご連絡ください。
- 飲酒が影響する認知症
宮崎県/男性/80代 -
買い物で迷子になった経験がある。ここ最近症状が進んでいるような気がする。
来店所見・諸症状
耳関係、話し方は普通だが、かなりのお酒を摂取している。ほとんど自宅で寝ているようなので、身体が不安定。
漢方アドバイス
0日
脳の血行をよくするために、天然酵素治療と安定剤漢方を処方。
30日
改善なし。服用を忘れるので、娘さんに服用を手助けしてもらう。
60日
高血圧が改善し、話し方も安定する。現在も服用中。
- 前頭側頭型認知症
宮崎県/男性/80代 -
寝てる状態が多い。会話はするが、人の認識がうまくできない。
来店所見・諸症状
ご家族からの相談なので、本人は来店できず、妻との話で状況を把握。
漢方アドバイス
0日
天然酵素治療で、脳の働きをよくする方法で様子を見る。
30日
1日1回しか服用ができず断念。
60日
夕方の服用が必要だが、早く寝てしまうので服用をのがしてしまうとのこと。
120日
カプセルを粉剤にし、バナナに混ぜて服用。会話をするようになる。現在も継続中。
- 脳血管認知症
宮崎県/女性/80代 -
脳梗塞で右目の視力が弱くなる。精神が不安定で食が細い。記憶があいまい。
来店所見・諸症状
かなり痩せている。栄養不足と肝系の負担も考えられる。
漢方アドバイス
0日
副作用の少ない「上薬」を中心にアミノ酸を服用。
120日
視力が回復する。体調不良が少なくなり旅行に行けるようになる。現在も服用中。