子どもの健康

毎日の朝ごはんで学力アップ!

毎日の朝ごはんで学力アップ!毎日の朝ごはんで学力アップ!

みなさんは、朝食ちゃんと食べていますか?文部科学省の調査で朝食を食べる子は学力も高い傾向があるといいます。

私たちの体は、エネルギーを体にためておくことができます。しかし、脳はブドウ糖を貯めておくことができないため、常に血液中からブドウ糖を取りいれる必要があります。

特に成長が著しい子どもの脳は、大人の約2倍のブドウ糖が必要となってくるため、朝食を食べないと頭がぼんやりとし、やる気がなくなるなどといった状態になります。

しかし、ただ朝食を取ればいい!というわけではなく、朝食の内容も大事になっていきます。

脳のエネルギーは、ご飯やパンなどの炭水化物。パンよりご飯のほうが血中濃度が保つともいわれています。しかし、おにぎりや菓子パンだけではだめです。アミノ酸やビタミンB群を一緒にとらないと有効に脳に働きません。

アミノ酸は、納豆・豆腐・玉子・乳製品など、ビタミンBは、豚肉などがおすすめです。

朝食の2時間後は、特に脳の働きが良くなります。是非、明日から朝食を家族みんなで食べて、仕事に勉強、がんばっていきましょう。

睡眠時間が少ない中高生は「うつ病」になりやすい!?

睡眠時間が少ない中高生は「うつ病」になりやすい!?睡眠時間が少ない中高生は「うつ病」になりやすい!?

現代病といわれる「うつ病」。最近、中高生の相談が増えています。

近年、うつ病は睡眠不足と精神疾患に関連があることが判明しています。特に思春期の中高生は睡眠がどれだけとれるかが重要になってきます。

東京大学・高知大学の研究報告によると、理想の睡眠は8時間以上と発表がありました。テレビ、ゲームや大きなプレッシャーとなる受験などにより、最近の中高生は、適度な睡眠がとりにくくなっています。今一度、睡眠の時間の見直しを考えてみてはどうでしょうか。

思春期に経験した失敗で、社会人になってからの精神疾患は確かに目立ちます。思春期から使う漢方治療もありますので、気になる方は、遠慮なくご相談ください。

3歳の子が気温38度の歩道を散歩すると30分で熱中症に!

3歳の子が気温38度の歩道を散歩すると30分で熱中症に!3歳の子が気温38度の歩道を散歩すると30分で熱中症に!

路面からの照り返しで地表近くになるほど温度が上がるため、身長の低い幼児と大人ではリスクの大きさに違いがあります。

熱中症の目安は1℃の体温上昇で体重の2%の汗で初期の脱水症状となります。

名古屋工学大学・東北大学の研究チームがシミュレーションを行い、熱中症のリスクをまとめました。気温38度の歩道では体温が上昇する時間が、3歳児は30分、大人は50分という結果になりました。3歳児は約45分で初期の脱水症状になりますので気をつけましょう。

毎日、熱中症の記事を見かけるようになっています。漢方の予防対策では、血熱をとる「黄連解毒湯おうれんげどくとう」があります。服用すると、血熱は1℃下がる漢方です。水分調整できる「五苓散ごれいさん」を加えるとさらに効果的です。

熱中症になる前に予防対策として、是非、服用してみてください。

夏風邪にご注意を

夏風邪にご注意を夏風邪にご注意を

夏には様々な注意が必要です。

今回は「ヘルパンギーナ」「手足口病」「プール病」について。幼稚園児や学童に感染しやすく、まさにこの夏の時期が多くなります。菌とは違いウイルスの感染症なので、有効な薬はありません。

各症状として、「ヘルパンギーナ」は発熱や喉の痛み、同時に口の中に小さな水泡がでてきます。

「手足口病」も似たように、発熱や喉の痛み、水泡がでてきます。ヘルパンギーナとの違いは、口の中に水泡ができた後、手・足・または全身に水泡が広がっていきます。

「プール熱」は発熱や喉の痛み、目の充血・目ヤニやなどがでて、目の結膜からも感染します。この中でもプール熱は高熱がでるので、40度近い高熱の出る子もいます。

これらの感染症は、のどの痛みや水泡ができるので、食事や水分をとるのが難しくなり衰弱しやすいので注意が必要です。

対処療法しかないので、解熱剤のタイミングをしっかり相談しましょう。漢方での治療や予防も店頭で相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

りんご病の感染と予防

りんご病の感染と予防りんご病の感染と予防

最近、りんご病の患者数に関するニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

国立感染症研究所の調べでは、去年1年間に報告された患者数は9万2625人と過去10年間で最多らしいです。とても多いですね。

りんご病は、伝染性紅斑ともいい、感染者は5歳~9歳が多く、通常は数日でよくなります。しかし、成人でも感染しますし、特に妊婦さんが感染すると胎児に影響が出ることがあるとニュースで注意が呼びかけられています。

子どもの感染は、頬が赤くなり、その後、手足に発疹が出ます。症状が出ている場合は感染しません。成人では、頬が赤くならず、手足の発疹・倦怠感・関節炎だけの場合があり、風疹と間違えられることも…。

予防としては、免疫力を上げることが重要です。中でも、免疫細胞の約6割が存在するといわれている「腸」は大事にしましょう。

りんご病の対策には葛根湯かっこんとうも効果的。しかし、妊婦さんや小さなお子さんは服用できません。薬局・薬店で販売している乳酸菌は、妊婦さんでも小さなお子さんでも服用しても大丈夫。

エソラ漢方薬本舗でも乳酸菌を取り扱っています。来週2月3日は乳酸菌の日。腸を元気にして、りんご病をはじめ病気に感染しないようにしましょう。

子どもの睡眠障害が増加しています

子どもの睡眠障害が増加しています子どもの睡眠障害が増加しています

子どもの睡眠時間が短くなっています。

睡眠の平均時間

  • 小学生(8時間27分)
  • 中学生(7時間19分)
  • 高校生(6時間35分)

中高生の平均就寝時刻は、23時をまわります。23時~午前3時の時間帯にしっかりと睡眠をとらないと、お子様の体に良くありません。

部活や塾、インターネットの長時間利用などの生活環境が、睡眠障害につながることもあります。

子どもの睡眠障害でお困りの方、お気軽にご相談くださいませ。