皮膚病と漢方
厚生労働省の調査では、15歳までの子供と高齢者に皮膚病が多いとされています。15歳未満の子どもは、ほとんどがアトピー性皮膚炎です。高齢者になると皮膚の代謝や抵抗力が弱くなり、皮膚病になりやすくなります。
現代の皮膚病治療は、ステロイド剤や抗生物質などの対処療法しかなく、根本的治療にはなりません。ステロイド剤の長期使用は、皮膚が委縮して薄くなり、皮膚の炎症がさらにひどくなるケースもあるようです。
「皮膚は内臓の鏡」と昔からいわれるように、内臓の状態も確認しながら治療することが必要です。内臓の病気や精神病に比べ、皮膚症状は「目で見える」という特徴があるため、漢方を服用することで目に見えて効果が感じられることがあります。また、比較的、ほかの病気と比べ完治しやすいと考えています。
しかし、皮膚病は生活習慣が複雑に関係しているため、そこの改善も必要となり、治すのに根気のいる病気です。今回は皮膚病を治す漢方を中心にご紹介いたします。
皮膚症状が主症状なのか、ほかの病気の症状で皮膚病が出るのか
皮膚病には、皮膚病が主症状(メインの病気)のものと、全身的な病気の部分症状(ほかの病気の一症状として皮膚病が出る)のものがあります。
皮膚病のみの症状であれば、その対応だけでよいのですが、全身の症状を見ながら原因を見つける必要があります。中には病気の前兆や、病気関連の皮膚病などもありますので注意が必要です。
皮膚症状が主の場合、皮膚の赤みは「熱証(ねっしょう)」、水泡は「水滞証(すいたいしょう)」、乾燥は「腎血虚証(かんけつきょしょう)」と考えていきます。慢性化すると、冷え・瘀血(おけつ)・血虚(けっきょ)・水滞(すいたい)・気鬱(きうつ)など複合的に関係するため、全身の配慮が必要です。かゆみは「風証(ふうしょう)」といい、かゆいからと患部に触れると病状が悪化する特徴があります。
相談の多いニキビ
漢方の考え方では、ニキビは治りやすい皮膚病の一つです。ストレスが大きな要因になりますが、炎症を取る漢方を使いながら、根本的な原因を見つけ出し、治療していくことが大事になります。
額(おでこ)のニキビ
ストレス神経興奮で血が上昇。「肝(かん)」負担がある。
頬より下・口のまわり
ストレスにより、胃が熱を持っている。顎の下まわり・顎骨にそってできる赤い湿疹状のニキビは、副腎が疲労起こし、水分代謝異常でできる。
ストレスニキビ
男性:男性ホルモンの分泌が上昇し、皮脂腺が刺激される。たまった中にアクネ菌が増殖し化膿する。
女性:血行障害からの「のぼせ」で顔に血が多くなる。それにより皮脂腺が刺激される。生理中のときに多い。
ニキビの豆知識
全体にニキビができる人は、最初にできた場所によって根本的な原因が分かります。
ニキビが背中の上部にできている人は、腸の負担も考えられます。胸のほうにもできている人は、婦人科系の働きが悪くなっています。化膿がある人は、先に化膿が取れる漢方を服用します。
子どものアトピー性皮膚炎の漢方治療
乳児期
漢方の服用は味覚の問題で難しいことが多く、基本的にはスキンケアが中心の治療となります。乳幼児でも使用できる保湿治療剤をご用意しています。
幼児期
かゆみによる夜間不眠があれば、母親も不眠になっていることがあります。よく眠れる漢方を服用します。患児のみならず、母親にも母児同服を行います。不眠解消が行われることで症状が緩和しやすくなります。もちろん食事療法やスキンケアは大事になります。
小児期
全体の皮膚がザラザラ肌になり、夏期の汗や冬期の乾燥で悪化します。小児期になると、大人の漢方を分量少なめにして服用する場合もあります。スキンケアも大事です。
いろいろな皮膚病の治し方
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の症状は、下肢のだるさや浮腫・疲れやすさ・痛みなどです。足の血行障害・痛みに効果的。普段からの瘀血(おけつ)剤が効果的です。有名な漢方としては「疎経活血湯(そけいかっけつとう)」があります。
手掌角化症
6歳以下の幼児の手掌角化症(しゅしょうかくかしょう)は、ストレスと虚弱体質が原因となります。漢方は「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」を中心に使用します。
手の掌や指のトラブル
胃腸に負担(胃内停水)があり、かゆみが特徴です。漢方は「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」でよいですが、腸も弱い方は「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」が効果的です。
手の甲のトラブル
ストレスが「肝(かん)」に表れます。「加味逍遙散(かみしょうようさん)」と「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」を併用するのがおすすめです。
ヘルペス
ヘルペスは冷えと疲労が原因です。ウイルスが神経で増殖することで痛みがあります。30代までの体力がある方は「葛根湯(かっこんとう)」、体力がない方は「桂枝湯(けいしとう)」が効果的です。
そばかす・シミ
病気ではありませんが、お肌の悩みで多い「そばかす」は腎の血行不良が関係しています。漢方の「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を3~4ヶ月服用すると効果的。
中年以降に多い「シミ」は、目の横に多い症状です。こちらも腎虚(じんきょ)が関係するので、漢方の「八味地黄丸(はちみじおうがん)」などでケアするといいでしょう。
掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、肝炎ウイルスの人や、太り気味の人に多い皮膚病です。膿疱(のうほう)や炎症、かゆみがあります。まずは膿疱を先に取り除き、炎症や痒みを鎮めて治療することが大事になります。
紫斑病
紫斑病(しはんびょう)は女性に多い皮膚病で、「肝(かん)」と「腎(じん)」の低下による血流障害が原因です。最近は不妊症の治療の副作用で増えているといわれています。子どもにも多い、アレルギー性紫斑病もあります。風邪が原因で症状が起こりやすく、水分調整が大事になります。インフルエンザ流行時に多くなる傾向です。
ビダール苔癬
ビダール苔癬(たいせん)は神経性皮膚炎ともよばれ、ストレスが原因になります。漢方では抗ストレス作用のある漢方を服用していきます。
脂漏性湿疹
脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)は、主に頭皮の部分に出やすい皮膚病です。原因としては頭の水分代謝障害があげられます。漢方治療での完治は2ヶ月ぐらいかかります。カルシウム剤などをプラスすると治りやすいでしょう。
乾癬
乾癬(かんせん)は、「肝(かん)」「腎(じん)」の弱さが原因の皮膚病です。漢方では比較的完治しやすい皮膚病です。体内の水分調節、血液の循環をよくする必要があります。
皮膚病でよく効果のある漢方
黄連解毒丸
黄連解毒丸(おうれんげどくがん)は、炎症を取る代表的な漢方です。血熱(ちねつ)を取ることで炎症が静まります。
黄耆建中湯
黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)は、子どもから大人まで服用できる漢方です。子どもの体質改善でよく使用する小建中湯(しょうけんちゅうとう)に、肌のきめを細かくする黄耆(おうぎ)が配合されています。
消風散
消風散(しょうふうさん)は、特にかゆみがひどく、じゅくじゅくする皮膚病に使います。かき癖のある方にはよい漢方です。
神仙太乙膏
神仙太乙膏(しんせんたいつこう)は、清熱(せいねつ)・保湿にすぐれている軟膏です。アトピー性皮膚炎や、特に発赤して乾燥する症状に使用します。
2つの菌の力で原因を断つ!ミタハダクリーム
11月から発売されたミタハダクリームが、口コミで広まっています。1度使うと手放せなくなる美容クリーム「ミタハダクリーム」を大公開します。
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ミタハダクリームの成分は?
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河野竜二の道くさ日記
宮崎県最強のパワースポット 江田神社
宮崎県は多くの日本神話があり、たくさんの神様が誕生した県です。その中でも有名な「江田(えだ)神社」は、県内誰もが知るパワースポットです。スピチュアルカウンセラーも認める場所で、県内外から注目されています。
江田神社にお祀りされている御祭神は「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」「伊邪那美命(いざなみのみこと)」の二柱を祀っています。
日本で初めての夫婦になった神様です。社殿までの参道は、多くの木から光が照らされ神秘的な雰囲気が漂います。右側には大きな御神木があり、この木に触れると大きなパワーをいただけるといわれています。社殿は素朴ですが、なにか大きなエネルギーを感じ、気持ちもリフレッシュさせられるようでした。
縁結び・安産 などの御利益もありますので、気になる方はぜひ行ってみてください!

江田神社の写真は「宮崎県公式観光サイト みやざき観光ナビ」様のフォトダウンロードから、ご利用ガイドを確認のうえお借りしました。