誕生日から読み解く、あなたの体質

漢方では、九星と五行からあなたの体質を調べます。

九星とは、生年月日によってどの星に属するか決まっている、という考え方です。

次は、九星から五行を調べます。五行説とは、自然に存在するすべてを「木・火・土・金・水」の要素に分ける考え方です。

いっけん占いのように思われがちですが、昔から蓄積された統計学に基づいたものですので、意外にも当てはまることが多いと評判です。

あなたの九星を調べよう

生年月日を入力すると九星が分かります

三碧木星・四緑木星

三碧さんぺき木星・四緑しりょく木星のあなたの五行は「木」です。

五行 草木が芽を出し、万物が生じる時期であり、季節は春を象徴しています。
五臓 漢方での肝(かん)とは、肝臓のこととエネルギー量のことです。全身の気の運行、精神と情緒の安定、血の貯蔵、筋と目の生理機能を維持する働きがあります。
五腑 胆(たん)とは胆のうのことです。五臓(ごぞう)と五腑(ごふ)は親子のような関係にあります。胆のうが悪くなってから、肝臓が悪くなることが多いと考えられています。
五色 五色(ごしき)とは、臓腑に関係する皮膚の色艶のことで、ここの色艶で健康かどうか判断されます。肝(かん)が病むと顔色が青っぽくなります。
五根 五根(ごこん)とは、五臓の反応が現れやすいところです。肝(かん)の機能が悪くなると、目に精気がなくなり、にごりや充血、眼精疲労に注意が必要です。
五主 五主(ごしゅ)とは、五臓が栄養を補給している器官です。筋(きん)は肝(かん)に属しており、肝の力が弱るとこむら返りなど筋肉のひきつりやけいれんを起こしやすくなります。
五支 五支(ごし)は、五臓の気の状態が現れる場所です。爪に縦じわが多く艶がないのは、肝気の疲れだといわれています。
五液 五液(ごえき)は、五臓が病んだときに現れる分泌液の異常です。肝(かん)は目に関係しており、涙の過剰分泌や乾き目が出たりします。
五味 五味(ごみ)は、五臓が病んだときに食べたくなる味です。酸味を欲するときは、肝(かん)が弱ってきている前兆だといわれています。
五穀 五穀(ごこく)は、五臓を補う穀物です。肝(かん)を補うのに、大麦、小麦ともによいとされています。どちらも肝炎や黄疸の治療に用いられています。
五畜 五畜(ごちく)は、五臓を補う肉です。鶏は、肝に限らず五臓を補益しますが、とくに肝経というエネルギーの流れがつかさどる婦人科系の、おりものや下血(おしりから血液が出ること、血便とは別)、冷え性、安胎に用います。
五果 五果(ごか)は、五臓を補う果物です。李(すもも)は肝(かん)を補います。
五菜 五菜(ごさい)は、五臓を補う野菜です。韮(ニラ)は肝腎(肝臓と腎臓)を強め、吐血、鼻血、尿血、痔、おりものを治すといわれています。
五志 五志(ごし)は、属する五臓が病の際に出る感情です。反対に、激しい感情は属する五臓を傷つけます。肝(かん)を病む人は常に怒りっぽいといわれます。また、激しい怒りは肝を傷つけます。
五季 五季(ごき)は、季節の割り当てです。肝(かん)は血液の解毒をつかさどる臓器です。春は肝機能が高ぶりやすく、瘀血(おけつ)が上昇しやすくなります。すると春には目や鼻の粘膜が充血しやすくなり、そこに花粉が飛んでくると花粉症になります。
五悪 五悪(ごあく)は、五臓が影響を受けやすい気象条件です。春の風は肝気(イライラ)を高ぶらせやすく、のぼせや筋肉系の疾患を起こしやすくなります。また、わずかな風にあたっても寒気がするのは肝病(肝全般の病)です。

九紫火星

九紫きゅうし火星のあなたの五行は「火」です。

五行 火が燃えている様を示し、その性質は熱を表します。万物が長じる時期であり、季節は夏を象徴しています。
五臓 漢方での心(しん)は血の循環、精神の活動、舌の生理機能維持を表します。
五腑 小腸 五臓(ごぞう)と五腑(ごふ)は親子のような関係にあります。小腸が悪くなってから、心(しん)が悪くなることが多いと考えられています。
五色 五色(ごしき)とは、臓腑に関係する皮膚の色艶のことで、ここの色艶で健康かどうか判断されます。心(しん)が病むと、のぼせて頬が赤くなります。
五根 五根(ごこん)とは、五臓の反応が現れやすいところです。心(しん)の機能が悪くなると、舌の力が弱まり、ろれつがまわらない状態になります。
五主 血脈 五主(ごしゅ)とは、五臓が栄養を補給している器官です。血脈は心(しん)に属します。心の力が弱ると血流も弱くなり、うっ血やむくみを起こしやすくなります。
五支 面色 五支(ごし)は、五臓の気の状態が現れる場所です。面色とは顔色のことです。顔の色艶の悪い状態は、心気の疲れだといわれています。
五液 五液(ごえき)は、五臓が病んだときに現れる分泌液の異常です。心(しん)は皮膚と関係しており、汗になります。心に関わる病気のときは冷汗をかきます。
五味 五味(ごみ)は、五臓が病んだときに食べたくなる味です。苦いものを多く欲するときは、心(しん)に気をつけてください。
五穀 五穀(ごこく)は、五臓を補う穀物です。黍(きび)は肺と脾(ひ)を補う作用が大きいですが、心病(心が働きすぎている状態)をなだめてくれるといわれています。
五畜 五畜(ごちく)は、五臓を補う肉です。羊は心力不足の冷え性、および血行不良によいといわれています。肉の中で最も身体を温める作用が強いのが羊肉です。
五果 五果(ごか)は、五臓を補う果物です。杏(あんず)は心を補うといわれています。漢方では呼吸器系の疾患に多く用いられています。
五菜 五菜(ごさい)は、五臓を補う野菜です。薤(らっきょう)は心臓の働きを整える作用があるといわれています。
五志 (笑) 五志(ごし)は、属する五臓が病の際に出る感情です。反対に、激しい感情は属する五臓を傷つけます。心(しん)を病む人は喜び、笑い過ぎる傾向があります。また、大喜びをする人は心を傷つけます。
五季 五季(ごき)は、季節の割り当てです。心(しん)は夏の暑さと冬の寒さに弱いと考えられています。熱帯夜が5日以上続くととき、心臓の弱い人は要注意。
五悪 五悪(ごあく)は、五臓が影響を受けやすい気象条件です。夏の熱気は心臓に負担をかけやすく、熱帯夜が5日以上続くときは注意が必要です。また、熱気をとくに嫌うのは心病(心が働きすぎている状態)だといわれています。

二黒土星・五黄土星・八白土星

二黒にこく土星・五黄ごおう土星・八白はっぱく土星のあなたの五行は「土」です。

五行 土は万物を育てる母なる大地を意味しています。四季の全てに関わりを持ちます。
五臓 漢方での脾(ひ)は、飲食物の消化吸収、血を脈外に漏らさないようにする(鼻血・不正出血・内出血など)、口の生理機能を維持します。
五腑 五臓(ごぞう)と五腑(ごふ)は親子のような関係にあります。胃が悪くなってから、脾が悪くなることが多いと考えられています。
五色 五色(ごしき)とは、臓腑に関係する皮膚の色艶のことで、ここの色艶で健康かどうか判断されます。胃腸系が弱ると、顔色が黄色っぽくなります。
五根 五根(ごこん)とは、五臓の反応が現れやすいところです。脾(ひ)の機能が悪くなると、口の周囲に吹き出物ができたり、口唇の端が切れやすくなったりします。
五主 肌肉 五主(ごしゅ)とは、五臓が栄養を補給している器官です。肌肉(きにく・肌の肉と筋肉)は脾(ひ)に属しており、脾胃(ひい・漢方での消化器官のこと)の栄養が悪いと吹き出物などができやすくなります。
五支 五支(ごし)は、五臓の気の状態が現れる場所です。唇が荒れるのは脾胃(ひい・漢方での消化器官のこと)の疲れと津液(つえき・体内の血以外の水分)不足です。
五液 五液(ごえき)は、五臓が病んだときに現れる分泌液の異常です。脾(ひ)は口と関係しており、涎(よだれ)となります。
五味 五味(ごみ)は、五臓が病んだときに食べたくなる味です。甘い物を多く欲するときは、胃が悪くなる前ぶれだといわれています。さらに食べ続ければ胃の状態を悪化させたり、胃と関係する肌や口の周囲に吹き出物が出るようになります。
五穀 五穀(ごこく)は、五臓を補う穀物です。稷(きび)は粘性のないキビです。稷は脾(ひ)を健やかにし胃を強くし、腹下しを止めるといわれています。
五畜 五畜(ごちく)は、五臓を補う肉です。胃腸虚弱で貧血によく、肉の中で最も脾胃(ひい・漢方での消化器官のこと)を補うといわれています。
五果 五果(ごか)は、五臓を補う果物です。棗は、脾胃(ひい・漢方での消化器官のこと)を補う重要な漢方薬として用いられています。
五菜 五菜(ごさい)は、五臓を補う野菜です。葵(あおい)は脾胃(漢方での消化器官のこと)を補い、便通をよくする野菜です。アオイ科の野菜にはオクラとモロヘイヤがあります。
五志
(慮)
五志(ごし)は、属する五臓が病の際に出る感情です。脾を病む人は物事を深く考え、思慮することが多い傾向にあります。また、こだわりが強く、考えすぎる人は脾胃を傷つけます。
五季 土用 五季(ごき)は、季節の割り当てです。夏に水分や冷たいものを食べすぎたツケが、夏の終わりの土用のころ、胃腸系を弱らせます。
五悪 湿 五悪(ごあく)は、五臓が影響を受けやすい気象条件です。暑さと湿気の組み合わせは脾胃(ひい・漢方での消化器官のこと)を傷つけやすく、体のだるさのもとになります。また、脾病(胃腸系の病気)は湿気の多い季節を嫌います。

六白金星・七赤金星

六白ろっぱく金星・七赤しちせき金星のあなたの五行は「金」です。

五行 金は、金属の示す堅固さ、鋭さ、輝きを意味します。また、金属は人が作り出したものなので、秋の豊穰、収穫を象徴しています。
五臓 漢方での肺は、呼吸器系、全身の気の調節、鼻・皮膚の生理機能の維持を表します。
五腑 大腸 五臓(ごぞう)と五腑(ごふ)は親子のような関係にあります。大腸が悪くなってから、肺が悪くなることが多いと考えられています。
五色 五色(ごしき)とは、臓腑に関係する皮膚の色艶のことで、ここの色艶で健康かどうか判断されます。肺が熱を持つと、不健康そうな白っぽい顔色になります。
五根 五根(ごこん)とは、五臓の反応が現れやすいところです。肺の機能が悪くなると、鼻が弱くなり、鼻づまりや鼻炎を起こしやすくなります。
五主 皮毛 五主(ごしゅ)とは、五臓が栄養を補給している器官です。皮毛(ひもう・皮と体毛)は肺に属しており、肺が弱ると胸より上の毛が濃くなります。
五支 体毛 五支(ごし)は、五臓の気の状態が現れる場所です。体毛が多く、皮膚の艶がないのは肺気の疲れ(ネガティブな気持ち)だといわれています。
五液 五液(ごえき)は、五臓が病んだときに現れる分泌液の異常です。肺は鼻と関係しており、涕(はなみず)となります。
五味 五味(ごみ)は、五臓が病んだときに食べたくなる味です。肺が弱っているときに辛いものを食べたくなりますが、咳・喘息などの呼吸器系疾患や、肺と表裏の関係にある大腸に悪い影響があると考えられています。
五穀 五穀(ごこく)は、五臓を補う穀物です。稲は、肺・大腸を補う代表的な穀物です。実熱(じつねつ・感染症による熱や炎症)を抑え、大腸を補います。
五畜 五畜(ごちく)は、五臓を補う肉です。馬は肝腎(かんじん・肝臓と腎臓)を補い、筋骨を丈夫にする作用があるといわれます。馬肉はとくに痔によいとされています。
五果 五果(ごか)は、五臓を補う果物です。桃は、呼吸器系が弱い人の寝汗や、便通を改善する働きがあるといわれています。
五菜 五菜(ごさい)は、五臓を補う野菜です。葱(ねぎ)は、白茎部を漢方薬として風邪や肺炎の時に用いられています。
五志 悲(憂) 五志(ごし)は、属する五臓が病の際に出る感情です。肺の病があるときは憂えることが多く、悲しみやすくなります。また、憂いや悲しみの感情の強い人は、肺を傷つけます。
五季 五季(ごき)は、季節の割り当てです。呼吸器系の弱い人は、秋口の朝夕の冷えで肩甲間部が冷えると、すぐに鼻づまりや喘息を起こします。
五悪 五悪(ごあく)は、五臓が影響を受けやすい気象条件です。乾燥した空気は鼻や咽喉、そして肺の機能を傷つけやすいといわれています。また、肺病(咳や喘息など)は乾燥する季節を嫌います。

一白水星

一白いっぱく水星のあなたの五行は「水」です。

五行 湧き出て流れる水を意味します。季節は冬を象徴し、秋の実りを蔵する時期です。
五臓 漢方での腎(じん)は、排尿・生殖・成長・発育を促し、水液の代謝や呼吸に関与します。
五腑 膀胱 五臓(ごぞう)と五腑(ごふ)は親子のような関係にあります。膀胱が悪くなってから、腎(じん)が悪くなることが多いと考えられています。
五色 五色(ごしき)とは、臓腑に関係する皮膚の色艶のことで、ここの色艶で健康かどうか判断されます。腎(じん)が弱ると、下腹部と腰の皮膚から黒ずんできます。
五根 五根(ごこん)とは、五臓の反応が現れやすいところです。腎(じん)の機能が悪くなると、耳が遠くなったり耳鳴りがするなど、聴力が衰えます。
五主 五主(ごしゅ)とは、五臓が栄養を補給している器官です。骨は腎(じん)に属しており、腎が弱ると腰を痛めやすくなります。
五支 五支(ごし)は、五臓の気の状態が現れる場所です。髪に艶がなく、枝毛が多いのは腎気の疲れを表します。
五液 五液(ごえき)は、五臓が病んだときに現れる分泌液の異常です。腎(じん)は生唾と関係しています。腎が弱り水分代謝が乱れると、生唾が口中に溜まります。
五味 五味(ごみ)は、五臓が病んだときに食べたくなる味です。鹹(しおけ)とは、塩味のこと。塩気を欲するときは、腎機能が乱れかけているときです。
五穀 大豆 五穀(ごこく)は、五臓を補う穀物です。大豆は昔から腎(じん)を補う代表的穀物であって、水分代謝を改善します。黒豆が最も補腎の効(腎を補う効力)が強いとされています。
五畜 五畜(ごちく)は、五臓を補う肉です。豚肉は発育不良や性機能の低下を補います。虚弱体質、便秘を治すといわれています。
五果 五果(ごか)は、五臓を補う果物です。栗は、補腎(ほじん)の代表的な果実です。
五菜 五菜(ごさい)は、五臓を補う野菜です。藿(かく)は大豆の葉。大豆ほどではないが補腎(ほじん)の作用があります。
五志
(驚)
五志(ごし)は、属する五臓が病の際に出る感情です。腎(じん)の弱い人は常に驚きやすく、恐れています。また、恐れや驚きの感情は腎を傷つけやすく、一夜にして白髪となることもあるといわれています。
五季 五季(ごき)は、季節の割り当てです。腎(じん)の弱い人は、冬の寒さに弱く、腰痛や膀胱炎を起こしやすい傾向にあります。また、むくみやすいため注意が必要です。
五悪 五悪(ごあく)は、五臓が影響を受けやすい気象条件です。冬の寒さは腎気を傷つけやすい(不安や落ち込みがひどくなりやすい)ので、頻尿になりやすくなります。冬は腰痛および腎膀胱疾患(膀胱炎や頻尿など)に気をつけてください。また、実際の寒さ以上に寒さを強く感じてしまうのは腎虚(腎臓の老化・年齢には関わらない)です。

九星早見表

一白水星 二黒土星 三碧木星 四緑木星 五黄土星 六白金星 七赤金星 八白土星 九紫火星
1936年昭和11年 1935年昭和10年 1934年昭和9年 1933年昭和8年 1932年昭和7年 1931年昭和6年 1930年昭和5年 1929年昭和4年 1928年昭和3年
1945年昭和20年 1944年昭和19年 1943年昭和18年 1942年昭和17年 1941年昭和16年 1940年昭和15年 1939年昭和14年 1938年昭和13年 1937年昭和12年
1954年昭和29年 1953年昭和28年 1952年昭和27年 1951年昭和26年 1950年昭和25年 1949年昭和24年 1948年昭和23年 1947年昭和22年 1946年昭和21年
1963年昭和38年 1962年昭和37年 1961年昭和36年 1960年昭和35年 1959年昭和34年 1958年昭和33年 1957年昭和32年 1956年昭和31年 1955年昭和30年
1972年昭和47年 1971年昭和46年 1970年昭和45年 1969年昭和44年 1968年昭和43年 1967年昭和42年 1966年昭和41年 1965年昭和40年 1964年昭和39年
1981年昭和56年 1980年昭和55年 1979年昭和54年 1978年昭和53年 1977年昭和52年 1976年昭和51年 1975年昭和50年 1974年昭和49年 1973年昭和48年
1990年平成2年 1989年平成元年 1988年昭和63年 1987年昭和62年 1986年昭和61年 1985年昭和60年 1984年昭和59年 1983年昭和58年 1982年昭和57年
1999年平成11年 1998年平成10年 1997年平成9年 1996年平成8年 1995年平成7年 1994年平成6年 1993年平成5年 1992年平成4年 1991年平成3年
2008年平成20年 2007年平成19年 2006年平成18年 2005年平成17年 2004年平成16年 2003年平成15年 2002年平成14年 2001年平成13年 2000年平成12年
2017年平成29年 2016年平成28年 2015年平成27年 2014年平成26年 2013年平成25年 2012年平成24年 2011年平成23年 2010年平成22年 2009年平成21年
2026年令和8年 2025年令和7年 2024年令和6年 2023年令和5年 2022年令和4年 2021年令和3年 2020年令和2年 2019年令和元年 2018年平成30年

※九星は旧暦で判断します。1月1日~2月3日生まれの方は、その前年をご覧ください。

五行色体表

五行
五臓
五腑 小腸 大腸 膀胱
五根
五主 血脈 肌肉 皮毛
五華 面色 体毛
五季 土用
五色
五味
五悪 湿
五志
五液
五穀 大豆
五畜
五菜
五果