ハトムギは薬用として知られ、病気の改善にも期待されている食べ物です。鳩が好むことから「鳩麦」と名付けられたとか(所説あり!)。
2世紀~3世紀ごろに書かれた古代中国の医学書「神農本草経(じんのうほんぞうけい)」では、ハトムギは「体を快調にして不老長寿に効果があるもの」とされています。
日本では江戸幕府の八代将軍 徳川吉宗によってハトムギが広められたといわれており、江戸時代の医学書にも美白やイボ取りなど美容効果があると紹介されています。
現在では、ハトムギは化粧水やお茶など幅広く活用されていますが、種子を脱穀し乾燥させたものは生薬となります。それが医薬品の「ヨクイニン」です。

ヨクイニンには「コイキソール」という成分が含まれており、解熱・鎮痛・消炎の働きがあります。肩や首、腰などの痛みや変形の治療薬と同じ効果があるといわれ、実際に関節痛やリウマチの漢方薬に配合されています。
ヨクイニンはもともと「イボ」「肌荒れ」に効果があることで有名です。特に、イボの原因ウイルスを抑えるための細胞を強くするという研究報告もあることから病院でも処方され、アトピー性皮膚炎にも効果が期待されています。
ハトムギには皮膚の色素やシミを減らす効果があるともいわれています。ハトムギを取り入れることで、透明感のある美白効果が期待できますよ。古代中国では、女性の肌を美しく保つための宮廷料理にも使われたのだとか。
ハトムギは女性にもおすすめ。不妊症や月経痛(生理痛)にも期待ができます。女性の体内で卵子を作る活動を助ける効果があることが分かっています。また、ハトムギの外殻には子宮収縮を抑える効果があるので、月経痛(生理痛)を防ぐことができます。
その他、ガン予防にも効果があるといわれています。中国ではハトムギが抗がん剤として認められていて、数十万人が実際に使用し、早期ガンであれば治療に効果的であることが分かっています。
また、利尿作用もあることから、むくみ体質の改善も可能です。
食品には食物アレルギーが色々ありますが、ハトムギは抗アレルギー作用があるからか、ハトムギによる食物アレルギーはほとんど報告されていません。
ぜひハトムギを日常に取り入れてみてください!

