「食べ過ぎ」は「風邪」のもと

「食べ過ぎ」は「風邪」のもと「食べ過ぎ」は「風邪」のもと

漢方の考えで、「胃腸」は生命エネルギーである「気」をつくる場所だといわれています。

食べ過ぎにより胃が消化に追われていると、「気」が作られずに「気虚(ききょ)」という状態になり、自然治癒力が低下して風邪にもかかりやすくなります。

※ 風邪になると食欲がおちるのは自然治癒力を上げるためだといわれています。

飲み会や食事会など暴飲暴食の可能性があるときは、前もって対策することで胃腸と風邪予防になります。

「食べ過ぎ」対策として、飲み会や食事会の前に「白湯」や、白湯に生姜を入れた「しょうが湯」を飲んで胃腸を温めておくといいでしょう。消化力を上げてくれますよ。

胃腸を丈夫にする漢方には、消化力をあげる生薬「山査子(さんざし)」「陳皮(ちんぴ)」などがあります

「山査子」は肉や脂が多い食事の消化不良を改善する生薬です。消化を促進し胃腸を助けてくれます。

食文化が欧米化し肉食が増えたことで、最近は「山査子」が多く使われるようになりました。肉料理が多い食事をされる方におすすめです。

山査子が配合されてる漢方には「加味平胃散(かみへいいさん)」などが挙げられます。

加味平胃散
加味平胃散

「陳皮」は、みかんの成熟した皮で、消化吸収機能を整えたり気の巡りを良くしてくれる生薬です。陳皮は古ければ古いほど黒くなり、効果が増すとされています。

陳皮が配合されてる漢方には「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などが挙げられます。

補中益気湯
補中益気湯

まだまだこれから風邪は多くなります。胃腸の働きを良くして風邪予防をしていきましょう。

エソラ漢方薬本舗 河野竜二

エソラ漢方薬本舗河野 竜二

創業60年の老舗相談漢方店 漢方薬剤師 高橋 修 先生に20年師事し、日本漢方薬漢方を学ぶ。これからの漢方についての講演、講師を経験(宮崎、熊本、福岡、広島、大阪、東京、神奈川、宮城、北海道)。学術講師、漢方薬研部代表、商品開発も手がけている。