食事

日本の伝統料理「ぜんざい」は、すぐれた健康食です

日本の伝統料理「ぜんざい」は、すぐれた健康食です日本の伝統料理「ぜんざい」は、すぐれた健康食です

1月11日は「鏡開き」ということで、エソラ漢方薬本舗では「ぜんざい」をいただきました。

寒くなると、なぜか「ぜんざい」が無性に食べたくなり、ぜんざいを食べると、なぜか笑顔になります。

「ぜんざい」を漢字変換すると「ぜんざい」と出ます。

ぜんざい」は、仏教用語で「素晴らしい」という意味です。ぜんざいの語源はいくつかあるのですが、この料理を食べた僧侶が「ぜんざい」と呼んだ説があります。

たしかに、「ぜんざい」を食べると「素晴らしい」と叫んでしまうくらいおいしいですね。

「ぜんざい」の素晴らしさは他にもあります。

ぜんざいに使う「小豆」は、ビタミンB1が多く、高血圧予防や二日酔い、貧血予防になります。また、疲労回復や、体内のコレステロールを排出してカラダのむくみを取る働きもあります。

日本の伝統料理は、ただおいしいだけではなく、健康にも考え作られています。みなさんも「ぜんざい」を召し上がりませんか?

1月7日に食べる「七草粥」

1月7日に食べる「七草粥」1月7日に食べる「七草粥」

明けましておめでとうございます。今年も、エソラ漢方薬本舗は皆様のお役に立てるよう頑張ってまいります。

さて、1月7日は「七草粥」の日です。エソラ漢方薬本舗でもお昼に七草粥をいただきました。

七草粥は、邪気を払い万病を防ぐといわれています。

この七草、実は、胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足した栄養を補う薬膳効果があります。

「セリ」と「ナズナ」は免疫力を高め、風邪やインフルエンザ・冷え性・貧血などによく、「ゴギョウ」は咳・喉の痛みに効果があります。

「ホトケノザ」「スズナ」は胃腸の消化力を助け、年末年始の暴飲暴食し疲れた胃を元気にし、「スズシロ」は便秘改善をしてくれます。

「ハコベラ」はタンパク質が多くミネラルも豊富で、冬場の不足しがちな栄養を補います。

1月は風邪・インフルエンザを始めとした体調不良が多くなります。七草粥を食べ、元気な1月を過ごしましょう。

夏バテ予防に夏野菜で「気」を高めましょう!

夏バテ予防に夏野菜で「気」を高めましょう!夏バテ予防に夏野菜で「気」を高めましょう!

続く猛暑により、汗をかく時期になりました。多量の汗は、一緒に「気」も消耗します。

漢方で「気」の意味は、やる気、元気の力のことです。

さらにこの時期は、高温多湿になることで湿気が体にも溜まり、胃腸など消化不良や食欲不振など悪化させて「夏バテ」の完成になります。

夏バテを防止するには、まず「気」を補うことが大事です。

胃腸を丈夫することは「気」を高めることができます。汗をかいても胃腸が丈夫であれば「気」が消耗しても補うことができます。

ここで重要なのは、食事です。

夏の暑さは、体に熱を溜めがちです。冷たい飲み物やアイスなどではなく夏が旬の野菜を摂るようにし、肉や味の濃い料理は最小限にして、野菜を中心にしたあっさりとしたメニューにしましょう。

夏が苦手で毎年夏バテされる方は、「生脈散しょうみゃくさん」を予防として服用してみるのもおすすめです。

生脈散しょうみゃくさんは、多量の汗で「気」を消耗するのを防ぎ、胃腸も丈夫にする漢方です。

気になる方は、ぜひ、お気軽に店頭でお買い求めください。

おにぎりと味噌汁

おにぎりと味噌汁おにぎりと味噌汁

先日、お客様に自家製の味噌をいただきました。普通に販売している味噌とは違い、奥深く、なにか懐かしい味がしました。

子どものころは、お味噌汁はあまり好みませんでしたが、大人になると、昔、母が作ってくれた海苔のついた大きなおにぎりと自家製味噌汁が懐かしく感じます。

日本人は、人生最後の食事に何を食べたいかという問いに、おにぎりと味噌汁と答える人が多いそうです。昔は、食事の取り方について、最初に味噌汁や吸い物をすすり、それからご飯を食べる。この順番がご飯を味わって食べることと、おかずを食べ過ぎないことに繋がってるそうです。

最近はおかずも多く、味も濃ゆいの物が多いので、ご飯の味を堪能しなくなりました。

昔からこんな言葉があります。「朝夕飯を食するごとに、初一椀はあつものばかり食して、さいを食べざれば、飯の正味をよく知りて飯の味よし。後にさいを食して、気を養なふべし…」

ご飯の味をあじわい、おかずを食べ過ぎないことで食滞しょくたいを生じない健康的な食事を心がけていきましょう。