味噌汁

おにぎりと味噌汁

おにぎりと味噌汁おにぎりと味噌汁

先日、お客様に自家製の味噌をいただきました。普通に販売している味噌とは違い、奥深く、なにか懐かしい味がしました。

子どものころは、お味噌汁はあまり好みませんでしたが、大人になると、昔、母が作ってくれた海苔のついた大きなおにぎりと自家製味噌汁が懐かしく感じます。

日本人は、人生最後の食事に何を食べたいかという問いに、おにぎりと味噌汁と答える人が多いそうです。昔は、食事の取り方について、最初に味噌汁や吸い物をすすり、それからご飯を食べる。この順番がご飯を味わって食べることと、おかずを食べ過ぎないことに繋がってるそうです。

最近はおかずも多く、味も濃ゆいの物が多いので、ご飯の味を堪能しなくなりました。

昔からこんな言葉があります。「朝夕飯を食するごとに、初一椀はあつものばかり食して、さいを食べざれば、飯の正味をよく知りて飯の味よし。後にさいを食して、気を養なふべし…」

ご飯の味をあじわい、おかずを食べ過ぎないことで食滞しょくたいを生じない健康的な食事を心がけていきましょう。