毎年10月8日は日本整形外科学会が制定した「骨と関節の日」です。
漢字の「十」と「八」を組み合わせると、骨(ホネ)の「ホ」になることが由来です。また、10月8日が「スポーツの日」に近いことも理由の一つです。
漢方相談で「関節の悩み」は女性に多く、特に更年期に痛みを訴える方が増えています。血中のホルモンバランスが悪くなると骨が弱くなることがあるのも関係しています。
そのほかに、骨は五行説で「腎」との繋がりもあるので、体内の水分調整も必要です。日ごろの体調管理で、体内の水分調整や血の巡りのケアが「骨」や「関節」を強くすることになります。
もし、症状がでた場合、漢方で関節痛を緩和することができます。
体が冷えると痛みが強くなります。温めて楽になる関節痛は、漢方生薬の「附子」や「桂枝」などで体内を温めて血行すると楽になります。
関節に水が溜まる「水分の滞り(水毒)」で炎症や腫れがある方は、「防己」などが含まれた「関節の水分調整」をする漢方を選択するといいでしょう。
関節痛でも原因や症状はさまざまです。自分に合う漢方を選んで、骨や関節を強くしていきましょう!