認知症

高齢化が進む中の漢方薬の役目

高齢化が進む中の漢方薬の役目高齢化が進む中の漢方薬の役目

多くの疾患を抱える高齢の方には漢方薬がおすすです。

日常のいろいろな不調で早めに漢方を服用することが大切で、例えば、朝の足のむくみは、高齢者特有の慢性心不全の兆候で「腎」系や「心」系の漢方を服用すると防ぐことができます。

厚生省によると、2025年には認知症などの患者数が約700万人に到達されるともいわれています。

認知症は記憶障害や、暴言、興奮、不眠、うつ、徘徊、妄想など、精神的負担が大きく、治療法が抗不安剤や抗うつ剤などが主流ですが、直接の改善にはつながっていないように思います。

最近は、認知症の改善に漢方が注目されています。「抑肝散よくかんさん」などが多く処方されていますが、認知症も人により症状がちがいますのでいろいろな負担が大きいところをみながら、選んでいかないといけません。

認知症の漢方服用は、1~2週間という早期に効果があらわれます。認知症でも症状にあわせて様々な漢方がありますが、自分に必要な漢方を選び改善していきましょう。