夏の終わりに「咳」が出やすい?

夏の終わりに「咳」が出やすい?夏の終わりに「咳」が出やすい?

これからの時期は「咳」の症状が多くなります。

そもそも「咳」は、気道から肺までを清潔に保つための防衛機能です。塵やホコリ、排気ガス、タバコの煙などでも、防衛機能の働きで「咳」はでますが、この夏の体力消耗、水分の多量補給、冷たい物の取りすぎで「肺」の機能は低下します。

長く続く「咳」などは、「肺」の不調から起こることが考えられます。漢方でいう「肺」は、呼吸で酸素を取り込む働きに関係し、外からの風邪を防ぐ働きがあります。

肺が弱くなると、冬場の風邪にも引きやすくなります。インフルエンザなども同じです。肺はとても繊細なとこで、栄養も届きにくい場所です。夏バテ傾向が長く続いた方や、低栄養の方はこれからの時期、「咳」がでやすくなりますので注意をしてください。

咳は、体力を多く消耗します。咳の1回は、秒速40メートル(気管の中は5倍)、台風並みの速さで、20カロリーの消費します。

漢方で「肺」を強くし「咳」を鎮める漢方はたくさんありますので、気になる方は、お早めにご相談ください。