鉄不足が招く、身体の弊害
あなたは、以下の症状にいくつ当てはまりますか?
- 疲れやすい
- 頭痛
- 立ち眩み(めまい)
- 集中力の低下
- 記憶力の低下
- 動悸
- 息切れ
- 顔色が悪い(青白い)
- 氷が食べたくなる
- 爪の割れ・へこみ
- 味覚障害
- 低体温
- 不安感がある
- 抑うつ症状
- 抜け毛が気になる
- 月経の出血が多い
- 免疫の低下
実は、一つでも当てはまれば鉄分不足の可能性があります!
もしかして「鉄欠乏性貧血」かも?
「鉄欠乏性貧血」とは、体内の鉄分が足りなくなることで「赤血球」た作れず、酸素を運ぶちからがなくなる病気です。
赤血球が減少するとヘモグロビンも少ないということなので、酸素不足にも陥ってしまいます。このため、上記でチェックしたような諸症状が次々と表れます。
貧血の兆候でもっとも有名な所見は「眼瞼結膜(がんけんけつまく・まぶたの裏側の粘膜)」が白くなることです。ヘモグロビンが少なくなると全身に十分な量の酸素を運搬できず、白くなっていきます。
鉄欠乏性貧血を改善する食事療法
まずは、鉄欠乏性貧血を改善するには食事療法がおすすめです。
レバー・赤身の肉・赤身の魚、小松菜・ブロッコリー・ほうれん草などの緑黄色野菜、ひじきなどの海藻類、納豆・豆腐などの大豆食品、ゴマなどを食べるようにすると効果的です。
特に、肉や魚などの動物性食品は、吸収率のよいヘム鉄を多く含むものがあります。
妊娠中や妊活中の女性は、特に鉄分補給が必須
妊活中の女性は妊娠力の低下につながる
鉄分は酸素を対中に運ぶとともに、子宮内の粘膜を作る働きがあります。つまり鉄分が不足すると、血行不良や子宮内膜が薄くなる影響で、受精卵が着床しにくくなってしまうのです。妊娠しやすい子宮内膜を育てるために、妊娠中からしっかり鉄分を補給しておきましょう。
重度の貧血は母子ともにリスクの可能性
妊娠中、お母さんの鉄がお腹の赤ちゃんに優先的に送られるため、鉄欠乏性貧血を発症しやすくなります。
重度の貧血の場合、切迫早産や微弱分娩、分娩時の出血量の増加などを起こしたり、赤ちゃんに発育遅延が生じたりするリスクが高くなります。
Kawano Cooking
鉄分がたっぷり含まれる食事を作りました!
- レバーを使った「レバニラ炒め」
- 納豆を使った「納豆そうめん」
- ほうれん草を使った「ほうれん草のクリームシチュー」
- 小松菜を使った「和え物」
- ひじきを使った「ひじきと野菜の煮物」