「葉酸」が必要なのは妊娠中だけと思っていませんか?
「葉酸」の効能は?
葉酸はビタミンB群の栄養素で、たんぱく質や細胞をつくるときに必要なDNAなどの核酸を合成する重要な働きをします。
葉酸は造血ビタミンとも呼ばれ、「赤血球」を増やし貧血予防にもなります。血液をサラサラにし全身の血流がよくなりますので「子宮」や「卵巣」に栄養が行きやすくなります。
どのくらいの「葉酸」が必要?
厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)では、18歳以上の男女ともに「通常の食事から摂取できる葉酸」+「240㎍/日」を推奨量としています。
また、妊娠を計画している女性、妊娠の可能性がある女性および妊娠初期の妊婦は、「通常の食事から摂取できる葉酸」+「400㎍/日」の摂取を推奨量としています。
特に「受精から妊娠3カ月までの期間」は神経管などが形成されるため、サプリメント等から意識して摂取することが大事です。
葉酸は主に2つの種類に分けられます。
- 食品などに含まれている葉酸:ポリグルタミン酸型
- サプリメント等で使用されている葉酸:モノグルタミン酸型
ポリグルタミン酸型葉酸は、モノグルタミン酸型葉酸に比べ体内利用効率が低いといわれています。また、熱に弱く調理方法に気をつけなければいけません。
厚生労働省は「モノグルタミン酸型」の葉酸の摂取を推奨しています。
葉酸が不足すると…
体内の葉酸が不足すると「動脈硬化」や「うつ病」になりやすい傾向があるといわれています。うつ病の4人に1人が血液中の葉酸値が低いとの話もあります。
また、悪性貧血になりやすいので、生理で血が不足しやすい女性は特に体調不良を起こしやすくなります。
葉酸が妊活中に与える影響
妊娠判定がでる前の妊娠初期は、胎児の細胞分裂が活発な時期です。
母体の血中の葉酸量が少ないと、先天性の疾患を招く危険があり、「二分脊椎症」「無脳症」「神経管閉鎖障害」の発症リスクが高くなります。
また、葉酸不足の男性の精子は、染色体異常で受精卵が育たず、流産や胎児の奇形リスクが高くなることがあります。葉酸を摂ることで男性は精子の質が向上するので男性にも必要な栄養素です。
研究により認められた、桑の葉の栄養と効果
糖尿病予防効果
桑の葉だけに含まれる成分「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」には、食後の血糖値の上昇を抑制し、一ヶ月以上の連続摂取でも低血糖を起こさないことが研究で明らかにされています。
糖尿病はインスリンが十分に働かないために血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が増えてしまう病気です。
活性酸素の抑制効果
体内で大量の活性酸素の発生は、細胞破壊や変質などの悪影響を及ぼします。桑の葉には、抗酸化作用のあるアントシアニンやサポニンが豊富なので、細胞活動で生じる活性酸素の働きを抑制することができます。
動脈硬化抑制作用
動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。桑の葉に多く含まれているケルセチン3-マロニルグルコシドが動脈硬化の抑制につながります。
便秘改善効果
桑の葉に含まれている「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」によって小腸で吸収されなかった糖質は、大腸で分解されます。それにより大腸が刺激され便通が改善されます。
目の疲れ・かすみを緩和
桑の葉にはアントシアニンが含有されています。目の網膜に存在する紫色の色素ロドプシンに作用し、有害な光のダメージを受けやすい目を守る効果や、目の疲れ・かすみ・痛みを緩和させます。
9月・10月のオススメ商品
ウチダの安中散
安中散は、胃腸の調子を整える漢方薬です。中でも、香りのもととなる生薬「延胡索」は精油成分がたっぷり入っており、疲れた胃の働きを活発にしてくれます。
消化管を温め、消化管の働きを亢進・保護する作用があります。胃痛・腹痛・吐き気・嘔吐・胃の張り・胃酸過多・げっぷ・胸焼け・食欲不振などに効果があります。
ウチダの安中散 80g
ストレスの胃痛
自律神経の乱れにより胃酸が過剰に分泌されることが原因です。胃がカラだと胃酸が胃粘膜を攻撃し、胃痛を起こします。
キリキリする胃痛
暴飲暴食や刺激物の摂取、ストレス等で胃が炎症を起こすことが原因です。胃痛のほかにみぞおちあたりの不快感や食欲不振があります。
空腹時の胃痛
胃の中に食べ物がない状態で大量の胃酸が分泌されることが原因です。胃に刺激や負担がかかり胃痛を引き起こします。
みぞおちの痛み
刺激物の摂取・アルコール・タバコなどの過剰摂取、暴飲暴食、過度のストレスで自律神経が乱れるなどさまざまな原因により起こります。
Kawano Cooking
ふたば茶でつくる簡単濃厚プリン
お家でできる最高傑作のふたばプリンです。
表面をすくうだけで崩れてしまうほどやわらかいトロトロプリンです。蒸す時間は少し短めがおすすめで、表面全体が軽く波打つ状態であれば大丈夫です。
河野