腸の不調が、うつや不安の原因になる
腸は「第二の脳」ともいい、脳で感じたストレスが、腸にも悪い影響を与えます。
現代社会のストレスや、コロナ自粛で、さらにうつになりやすい環境です。腸内の健康をおろそかにしていると、心の健康も失い、うつや不安の原因に繋がります。
ストレスを溜めない身体を、内側から作りましょう。
日本人に合う食事を
日本人の消化器官は、長く伸縮性があり、野菜や穀物の消化を得意とし、植物性食品の多い和食に適した構造になります。
今では、肉中心の食事が増え、腸の負担が大きく、悪玉菌が増えやすい腸内環境になっています。
食材に気を遣い、和食中心の食事を心がけましょう。
小麦製品の食べ過ぎは要注意!
最近は、ラーメン・パン・パスタなど、多くの小麦製品を食べるようになりました。
今、小麦製品の摂取過多の影響が問題視されています。一番大きな原因は、腸内環境に影響を与える小麦タンパク「グルテン」です。
グルテンは、消化器官で消化しにくい構造です。未消化のまま腸に停滞すると、腸の粘膜に炎症を起こします。その結果、アレルギー・免疫異常・精神障害などをまねく原因となります。
グルテンの摂取量に注意し、腸にやさしい食生活を心がけましょう。
砂糖が人体に及ぼす影響
砂糖は、骨や歯を溶かすうえ、カルシウムをはじめとするミネラルを奪ってしまうので、別名「ビタミン泥棒」といわれています。
嗜好品の食べ過ぎには、十分に気をつけましょう。
1. 砂糖を使用したお菓子を食べる
体内の血糖値が急激に上昇し、体内ではインスリンを放出し、血糖値を下げようとする。
2. インスリンが急激に分泌
インスリンの影響で、逆に血糖値が急激に下がりすぎてしまい、ボーっとする。落ち着きがなくなる・無気力・集中力がなくなる等の症状が出る。
3. アドレナリンが多く分泌する
低血糖を脱するためアドレナリンが多く分泌される結果、気分の高揚・攻撃性・食欲増加(過食等)に、繋がってしまいます。
砂糖の摂取量は1日25gが目安
WHO(世界保健機関)は、1日の砂糖摂取量の目安を、1日に摂る総エネルギー量の5%未満に抑えるべきと発表しました。
食べる前に一度、砂糖の量を確認してみましょう。
鉄の種類と身体への影響
ヘム鉄
吸収率23~35%。肉や魚などの動物性食品に多く含まれ、吸収率が高い。
ヘム鉄が多く含まれる食品
- カツオ
- 牡蠣
- あさり
- マグロ
- 赤身肉
- レバー など
非ヘム鉄
吸収率5%程度。野菜や穀物などに含まれ、ビタミンCで吸収を促進できる。
非ヘム鉄が多く含まれる食品
- 納豆や大豆などの大豆製品
- ひじき
- ほうれん草
- 小松菜 など
- 卵、乳製品は動物性ですが「非ヘム鉄」です。
- フィチン酸、ポリフェノール、繊維質の食品、全粒穀物、お茶(カテキン)は、非ヘム鉄の吸収を阻害します。
鉄の過剰摂取について
通常、食事によって鉄の過剰症を起こすことはありません。サプリメントや鉄分を強化した食品などを過剰に接種すると、便秘、胃腸障害、鉄沈着、亜鉛の吸収阻害などが起こる可能性があります。
鉄は、過剰摂取によって毒性が認められます。食事摂取基準でも上限がありますのでご注意ください。
鉄不足について
鉄欠乏性貧血(頭痛、めまい、動悸、息切れ、スプーン状爪、異食症)や、プランマー・ビンソン症候群(舌炎・嚥下障害など)がみられます。
河野竜二のみちくさ日記
宮崎神宮に行ってきました!
宮崎で親しまれている「宮崎神宮」。宮崎神宮は神武天皇を主祭神とし、神武天皇は45歳のとき、日本統治をするため、大和(現在の奈良県)を平定、初代天皇に即位されたと伝えられています。
宮崎神宮には、第一~三の鳥居があり、この日は一の鳥居から歩きました。二の鳥居まで、有名なお店や住宅がたくさん立ち並びます。三の鳥居は、照葉樹が参道を守るように生い茂り、鳥や池の鯉などがたくさんいます。
三の鳥居から神門までは、国内では珍しい日向の名材を使った建物、きれいに並べられた石畳や玉砂利で、神秘さを感じることができ、とても感動的です。
ぜひ皆さまも宮崎神宮にお越しの際は、一の鳥居から社殿まで歩いてみてください。
