現在、日本では女性の「乳がん」が増えています。
日本人の死亡要因の1位であるガン。中でも、女性に最も多いのは「乳がん」です。
女性の乳がんは欧米では減少傾向ですが、日本は右肩上がりに増加しており、ここ20年では10倍以上に急増しています。
なぜ、日本は欧米に比べて乳がん患者が増えているのでしょうか。
これまで知られている乳がんの原因は、「初潮(初経)年齢の早さ」「出産経験がない」「閉経が遅い」ことなどが知られていました。しかし、最近の研究では、「睡眠の乱れ」や「運動不足」が関連していることが明らかになりました。
日本人女性のデータで、睡眠時間平均6時間以下の人は8時間睡眠をとっている人と比べて乳がんリスクが約2倍にも上がるとされています。
また、アメリカ人女性のデータになりますが、週5日1時間のジョギングに相当する運動をする人は、全く運動しない人に比べて22%乳がんのリスクが低下したそうです。
欧米の女性に比べて、日本人女性は睡眠の質の悪さ、運動不足などが乳がん患者急増に関係があるのかもしれません。
規則正しい睡眠習慣や運動を心がけ「乳がん」予防対策を行いましょう!