塩分について考えてみる

塩分について考えてみる塩分について考えてみる

1952年から塩分摂取量と病気の疫学調査が行われました。

高血圧や脳卒中が東北地方で多く、生活習慣を調べたら平均よりも多く塩分を取ることがわかり減塩すると血圧が下がり脳卒中が減少し「減塩=高血圧予防」との考えになりました。

しかし、減塩することでミネラルのバランスが崩れ血流が滞りやすくなり、首から上の症状異変が多くなり、近視・老眼・認知症・尿失禁者が増えました。

これは、まさしくナトリウム不足で胃や腸が下部に移動し、内臓を支える骨盤底筋も緩んでしまうことで締める力が弱まり、漏れていくのです。このことが世間に知れ渡り、ミネラルの大事さの影響で自然塩の人気がでてきました。

私たちの栄養素の中でも重要なのは水とミネラルです。

ミネラルの中のナトリウムに関しては、野菜や食べ物にはあまり含まれていません。ナトリウムは水に溶けやすいので、地中にあるナトリウムは海に流れ濃縮されていきます。

体内の生命活動にナトリウムはかかせません。野生の動物も本能的に岩塩を舐めたり、土からの微量塩分を食べたりするのはカラダに必要なミネラルを補給するからです。

現在販売されている塩で自然塩(海塩)などは、とてもバランスのとれた塩です。

一日の推奨摂取量は、男性は8g未満。女性は7g未満(厚生労働省)が目安。食生活の基礎である塩の質を見直し健康的なカラダを作ってください。