口臭

口臭の対策

口臭の対策口臭の対策

約70%の人が口の中に問題があるとし、口臭の悩みは多くなっています。口臭予防の商品もたくさん種類があり、みんなが気になることでもありますね。

口臭はそもそも全員あるもので、大きくわけて3つあります。

まず1つは「食べ物・嗜好品による口臭」。ニンニクやお酒などの口臭で、これは一時的なもので消えていく臭いです。

2つめは「生理的口臭」。口の中の不衛生の関係で、これは誰でもある臭いです。

3つめは「病的口臭」で、歯周病・虫歯が影響して発生する臭いです。

食べ物・嗜好品にいる口臭はしかたないとして、2つめの「生理的口臭」は歯磨きがとても重要です。歯だけではなく舌も磨くようにしましょう。

舌に苔みたいなもの(舌苔ぜったい)がついてる方は、これは死んだ細菌や新陳代謝ではがれた細胞などで硫黄化合物と呼ばれるガスが発生するもとです。しっかり磨くことを心がけましょう。

あと、朝食を食べる人は口臭が少ないとの研究があります。朝食をとることで、食べ物が舌の上をこすって自然に舌苔ぜったいが落ち、唾液によって洗い流すそうです。

朝食もとても大事になりますね。是非、参考にしてください。

ドライマウスは口臭のもと

ドライマウスは口臭のもとドライマウスは口臭のもと

なぜ、口臭はするのでしょう。口臭が発生している大きな原因は細菌と言われています。

私たちには、唾液が存在しています。唾液には、からだを外部から護る働きで、抗菌作用があるので細菌を浄化してくれます。通常、細菌は抑えられることができます。

唾液が少なくなる原因は、食事でよく噛まない(胃腸の負担)、ストレス、加齢や更年期、糖尿病、薬の副作用などです。

現在、日本には3000万人のドライマウスがいるといわれています。

唾液がでないと、口の抗菌ができず、硫黄化合物、硫酸水素、メチルメルカプタンなど少量の毒ガスが発生します。これらは少量でも、かなりの臭いにおいがします。

また、虫歯や舌苔ぜったいももちろんですが、これから冬にかけてウイルスが増えてくる時期です。免疫も低下しますので、風邪もひきやすく、肺炎もおこしやすくなります。

口が乾いた状態が、続いたら要注意です。漢方は根本的にアプローチし、原因となる症状を改善していきます。口臭も健康のバロメーターです。

放置せず、気になる方は、お気軽に相談してください。

口臭の原因は?

口臭の原因は?口臭の原因は?

口臭の原因は、歯周病やむし歯といった口内と、胃腸の不調など内蔵に原因があるものがあります。

口内の場合、加齢と関係があります。加齢により唾液の分泌が減ると、抗菌作用や自浄作用ができなくなり、細菌が増えて、歯周病になります。

胃腸の場合、胃の機能低下で胃に熱がこもることで、食べ物が消化されずに出てくる食臭があります。

漢方では「半夏瀉心湯はんげしゃしんとう」というものがあります。胃にこもる熱をとり、腸の血流を増加させ、胃腸を丈夫にします。胃腸が原因の口臭におすすめです。