2022年7月23日は「土用の丑の日」ですね。この日は、うなぎを食べて活力をつける方もたくさんいらっしゃると思います。
そもそも「土用」とは何なのでしょうか?
「土用」とは暦のひとつで、春夏秋冬の季節の合間になります。具体的には、立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間です。
「土用」は、季節の準備期間ともいえます。そういった時期は、体調を整えることがとても大事です。
東洋医学でも、「土用」は次の季節に向けて体調を整える大事な期間だと考えられています。
五行説の「土」と「胃腸」は関りがあるとされています。人間にとっての胃腸は、自然界での土壌です。栄養源を作り出し分け与えてくれる大事な役割をもち、カラダ全体を元気にすると考えられています。
梅雨シーズンの体調不良や暑さによる食事の偏りは、夏バテにつながります。土用は夏に向けての体力を充実させるための時期です。丑の日には元気な栄養を摂ることで夏バテ予防になります。
夏本番はこれからです。うなぎを食べてスタミナをつけ、夏を元気に過ごしていきましょう!