ミニコラム

1記事3分で読める、エソラ漢方薬本舗の健康のためのミニコラムです。スキマ時間にもどうぞ。

花粉症による鼻炎でお悩みの方へ

花粉症による鼻炎でお悩みの方へ花粉症による鼻炎でお悩みの方へ

花粉症に悩まされる時期がやってきました。

この時期の花粉症による鼻炎は、スギ花粉が原因の季節性アレルギー性鼻炎が多くなります。

花粉症による鼻炎の薬(抗ヒスタミン)は効き目が早いですが、眠くなったり喉が渇いたりするのがまたつらいですね。

そこで漢方の出番なのですが、効果が遅い、なかなか効かないといったお声をよく聞きます。

代表的な鼻炎漢方は「しょうせいりゅうとう」「おうさいしんとう」が有名です。これらの漢方は、軽いくしゃみ、鼻づまりに有効です。

上記漢方でも鼻づまりがとれない方は、「かっこんとうしんきゅうしん」や「けいがいれんぎょうとう」など服用する漢方を変えていきます。

服用する漢方は、体質なども関係しますのでお気軽にお問い合わせください。

そもそも漢方治療は、長期服用することで抵抗力をつけ、アレルギーを起こしやすい体質を改善することを目指します。

軽度の花粉症であれば、漢方薬で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが治まることがあります。

しかし、重度になると花粉症の薬(抗ヒスタミン)が必要な場合もあります。そういった方は、抗ヒスタミンを服用しながら漢方を服用しましょう。

鼻炎の漢方薬は、花粉の飛散が少なく鼻炎が治まっている期間に長期服用することで、花粉の飛散が本格化しても重症化しにくくします。

漢方には眠くなる成分が入っていないので、快適な日常を過ごすことができます。漢方や抗ヒスタミン剤を活用し、花粉症に悩まされることのない生活を維持してください。

祝! 餃子日本一!

祝! 餃子日本一!祝! 餃子日本一!

2021年度の家計調査結果の発表され、宮崎市が「餃子」購入頻度・支出金額とともに日本一になりました!

今後、さらに宮崎の餃子が注目されそうですね。楽しみです。

宮崎県の餃子はテレビでも紹介されるほどの人気店が多く、いつも大繁盛しています。

また、持ち帰り餃子の購入が多く、家庭で食べることが多いのが特徴です。

餃子日本一を記念して、エソラ漢方薬本舗でも餃子を焼いてスタッフ全員でいただきました。

さて、せっかくなので、餃子の歴史についてお話したいと思います。

日本で餃子が食べられるようになったのは100年前ぐらいです。

もちろん、起源は中国。中国では茹でた水餃子を食べるのが主流です。

初めて餃子を作ったのは、漢方医学の名人「ちょう」だといわれています。

寒い冬の日、ちょうが帰宅途中にとても貧しい村に通りがかりました。

その村は寒さをしのぐ服も食べ物もなく、村人たちは凍傷になっていたそうです。

ちょうは村人たちを助けるために、漢方薬やスパイスをラム肉と一緒に煮込み、シチューを作ります。

そのシチューを小分けした小麦粉の皮で包み温めたものを、冬の期間、村人たちに振る舞い続けました。

すると、村人たちの凍傷がみるみる完治し、喜んだ村人たちがその料理を再現したのが「餃子」だといわれています。

餃子が健康にいいと言われているのは、こういう歴史があったからなのかもしれません。

餃子は、人を救う料理でもあったんですね。

この冬、体調がすぐれない人ほど、「餃子」を食べてみてはいかがでしょうか? 餃子パワーで、元気になるはずですよ。

鶏肉はいいお肉!

鶏肉はいいお肉!鶏肉はいいお肉!

今日は2月8日、「にわとりの日」です。エソラ漢方薬本舗では3種の鶏料理をいただきました。

に(2)わ(8)とりの語呂合わせから、養鶏関係者によって制定されました。

さて、かつて日本は、にわとりを食べられなかった時代がありました。

はるか昔、日本は「肉食禁止令」が発布され、肉食を避ける文化が生まれます。

その後約1,200年間、主食であるお米を中心に、豆類・野菜を用いた副菜からタンパク質を補う「和食」が発達していきました。

やがて鎖国時代も終わり、外国の文化が進出し「肉食禁止令」は廃止になります。

ようやく肉を食べるようになり、そのころから牛肉を使用する「すき焼き」や「コロッケ」などが流行します。

当のにわとりはといいますと、明治から戦前までは、「にわとり1羽が1週間の給料の値段」だそうで、とても普段食べられるものではなかったようです。

今では安く手に入るので、家庭でもよく食べられるお肉なのではないのでしょうか?

鶏肉は、必須アミノ酸がバランスよく含まれているうえに消化吸収もいいので、一般的な食事をはじめ、離乳食や高齢者のお肉としてもおすすめできます。

また、肉と脂肪が分離しているので、皮をはがせばカロリーも削減できます。

にわとりに感謝。

「立春」に大福を食べて幸福に

「立春」に大福を食べて幸福に「立春」に大福を食べて幸福に

2月4日は、暦の上では春を迎える「りっしゅん」ですね。

「立春に『大福』を食べると、その年が幸福になる」といわれています。

昔の大福は、塩味で腹持ちがいいことから「はらぶともち」と呼ばれていました。

かつては塩味だった大福ですが、江戸の時代、甘いあんこを餅で包んで売ったところ大人気となり、全国的に広がることになります。

あんこの「小豆」は「魔除け」として、「お餅」は神聖な食べ物として親しみがあることから、これを縁起として立春に食し、一年の幸福を願うようになったといわれています。

さて、大福には太るイメージがありませんか?

じつは、小豆は食物繊維や栄養バランスが豊富な穀物です。便秘や貧血が解消され、美容やダイエットにも効果があるといわれています。

砂糖やカロリーなどが気になる方は、自分で砂糖控えめの大福を作ってみては?

意外と簡単にできますよ。エソラ漢方薬本舗でも手作り大福をスタッフ全員でいただきました。

手作り大福は、もっとたくさんの幸福がくるかもしれませんね。

「大寒」に卵を食べて栄養を蓄えよう!

「大寒」に卵を食べて栄養を蓄えよう!「大寒」に卵を食べて栄養を蓄えよう!

2022年1月20日は「だいかん」です。1年を24に分けた「じゅうせっ」の最後にあたるのが「だいかん」になります。

昔の人は、大寒の時期に「卵」を食べていたそうです。エソラ漢方薬本舗でも縁起にあやかり、河野特製オムライスをいただきました。

鶏は、春には多くの卵を産むのですが、冬の間はあまり産みません。春のために冬籠りをし、力を蓄えているのでしょう。

鶏は寒さが苦手で、冬の間は水分を取らずに飼料を好んで多く食べます。そのため、冬の卵には多くの栄養があるといわれています。

昔の人が春にむけてに栄養を蓄えるために卵を食べたことから、「だいかんの卵」は縁起物になったのだと思います。

草木花や動物も、寒さの時期は新しく生まれ変わるための力を蓄えながら春を迎えます。この時期は、わたしたちも春を迎えるための力を蓄える必要があります。

漢方には、カラダを温め血行をよくし、栄養を高める生薬が多くあります。冷え症や寒さが苦手な方は、こんなときこそ漢方を服用してみてください。

カラダの血の巡りがいいと、寒さによるつらさや気分の落ち込みなども和らぎます。寒さに負けず、体調を整え、春を迎えるための力を蓄えていきましょう。

日本の伝統料理「ぜんざい」は、すぐれた健康食です

日本の伝統料理「ぜんざい」は、すぐれた健康食です日本の伝統料理「ぜんざい」は、すぐれた健康食です

1月11日は「鏡開き」ということで、エソラ漢方薬本舗では「ぜんざい」をいただきました。

寒くなると、なぜか「ぜんざい」が無性に食べたくなり、ぜんざいを食べると、なぜか笑顔になります。

「ぜんざい」を漢字変換すると「ぜんざい」と出ます。

ぜんざい」は、仏教用語で「素晴らしい」という意味です。ぜんざいの語源はいくつかあるのですが、この料理を食べた僧侶が「ぜんざい」と呼んだ説があります。

たしかに、「ぜんざい」を食べると「素晴らしい」と叫んでしまうくらいおいしいですね。

「ぜんざい」の素晴らしさは他にもあります。

ぜんざいに使う「小豆」は、ビタミンB1が多く、高血圧予防や二日酔い、貧血予防になります。また、疲労回復や、体内のコレステロールを排出してカラダのむくみを取る働きもあります。

日本の伝統料理は、ただおいしいだけではなく、健康にも考え作られています。みなさんも「ぜんざい」を召し上がりませんか?

1月7日に食べる「七草粥」

1月7日に食べる「七草粥」1月7日に食べる「七草粥」

明けましておめでとうございます。今年も、エソラ漢方薬本舗は皆様のお役に立てるよう頑張ってまいります。

さて、1月7日は「七草粥」の日です。エソラ漢方薬本舗でもお昼に七草粥をいただきました。

七草粥は、邪気を払い万病を防ぐといわれています。

この七草、実は、胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足した栄養を補う薬膳効果があります。

「セリ」と「ナズナ」は免疫力を高め、風邪やインフルエンザ・冷え性・貧血などによく、「ゴギョウ」は咳・喉の痛みに効果があります。

「ホトケノザ」「スズナ」は胃腸の消化力を助け、年末年始の暴飲暴食し疲れた胃を元気にし、「スズシロ」は便秘改善をしてくれます。

「ハコベラ」はタンパク質が多くミネラルも豊富で、冬場の不足しがちな栄養を補います。

1月は風邪・インフルエンザを始めとした体調不良が多くなります。七草粥を食べ、元気な1月を過ごしましょう。

肩こりの原因って?

肩こりの原因って?肩こりの原因って?

肩こりは、筋肉が緊張して部分的に血液の流れが滞った状態です。酷くなってくると頭痛も併発し、精神的な負担もでてきます。

漢方の考え方では、肩こりの原因は筋肉の緊張だけではなく、さまざまな原因があるとしています。

ストレスや疲れで「気」の流れが悪くなると、頭の後ろから首にかけて張るような違和感を感じます。

冷え性や、体内の血液が滞っている場合は、肩や首が絞めつけられるように硬くなります。

肩を触っても硬くないのに肩こりがある方は、水分調整がうまくできておらず、体内に余分な水分が多い方にある症状です。

ストレス軽減や、血行状態、水分調整を漢方で改善し、肩こりを改善していきましょう。

足のむくみに漢方薬

足のむくみに漢方薬足のむくみに漢方薬

「むくみ」は、細胞の周りに水分がたまった状態です。血行不良になると血管から水分が染み出し「むくみ」になります。

足は心臓から遠く血液を送りにくいので、むくみやす場所になります。

下肢静脈瘤かしじょうみゃくりゅう」も「むくみ」が原因です。血液の逆流を防ぐ弁が働かなくなり、足の静脈(血管)がこぶのようになります。女性に多く、長年の血行障害が理由のひとつです。

特に注意が必要な「むくみ」は、心臓の働きが悪くなる「足のむくみ」です。

「むくみ」は心不全の初期症状の一つ。夕方から夜にかけて両足がむくみ、翌朝になってもとれない方は注意しましょう。

漢方で血液の循環をよくし、むくみ体質を改善しましょう!

『心は神明を主る』

『心は神明を主る』『心は神明を主る』

しん神明しんめいつかさどる』という言葉があります。人の精神の中枢にある「しん」は、精神・情緒、意識などをつかさどっている、という考えです。

最近、店頭相談で多いのが、イライラ、不安感、不眠、高血圧、うつです。コロナで長期にわたりストレスを受けた影響が考えられます。

長期にわたりストレスが続き「しん」に熱が生じて火のような状態になることを、「心火しんか」といいます。

ストレスが熱を生み、神経を興奮させて不眠などがおこり、イライラや不安感も強くなります。

漢方には、「心火しんか」に対し軽減するものがあります。

漢方生薬しょうやく黄柏おうばく黄連おうれん黄芩おうごん山梔子さんしんなどは、熱を取り除き、心身の興奮状態を押さえて自律神経を安定させます。

原末(生薬をそのまま粉砕した薬)などは効き目が早いので、気になる方はご連絡ください。

「瘀血」は万病のもと!?体の浄化力を高めましょう!

「瘀血」は万病のもと!?体の浄化力を高めましょう!「瘀血」は万病のもと!?体の浄化力を高めましょう!

わたしたちの体内では老廃物が毎日生まれていますが、血の巡りで排出するようにできています。

漢方では血の巡りが滞ることを「瘀血おけつ」といい、体の浄化力が悪くなった状態のことを指します。多くの人がお悩みの便秘やむくみも、瘀血おけつの原因のひとつです。

老廃物が毎日排出されないと、体は疲れやすく、病気も重症化しやすくなります。脳梗塞や糖尿病、高血圧などの病気リスクが上がったり、女性は子宮筋腫、子宮内膜症、不妊などにもつながります。

血の巡りを改善する漢方はたくさんあります。自分に合う漢方を選び、元気な血液で過ごしていきましょう。

エソラ漢方薬本舗では、自分で手軽に測れる「血管スコープ」があります。自分の血の巡りが手軽に観察できますので、お気軽にお越しください。

女性の尿もれには運動を!

女性の尿もれには運動を!女性の尿もれには運動を!

30代以上の健康な女性の3人に1人は、尿もれに悩んでいるといわれています。

尿もれの中の4割は、咳やくしゃみした時に尿がもれる「腹圧性ふくあつせい尿失禁にょうしっきん」であり、加齢や出産などで骨盤を支える筋肉が緩むことが原因です。

もちろん腎臓の働きも関係しますが、骨盤の筋肉を強化する必要があります。

この筋肉が衰えないように鍛えるセルフケアの方法があります。

「直立した姿勢で、膣と肛門を軽く締めたまま3秒間止めたあとで緩める」ことを1セットとして、合計3セットを毎日朝・夜の2回実践してみましょう。