ただいま「菜の花」の時期真っ只中。菜の花は食べてもおいしい春の風物詩で、栄養満点の緑黄色野菜です。
「菜の花」は特定の植物の名前ではありません。小松菜やキャベツ、ブロッコリーなど、アブラナ属のつぼみと花茎、柔らかい若葉のことをまとめて「菜の花」と呼びます。一般的に食用にはナバナ(菜花)が用いられています。
菜の花は2月~5月に開花時期を迎えます。食用のナバナ(菜花)は11月~4月ごろまで出回りますが、旬となるのは1月~3月ごろです。
菜の花はビタミンA・B1・C・鉄分が豊富で苦味がありますが、この苦みは胃腸の働きをよくする苦味です。味わって食べましょう。
菜の花は美肌効果・風邪予防・ストレス解消・疲労回復・貧血予防に効果があるとされ、古くは民間療法の薬として使われていたようです。茎は血の循環を良くする効果があるとして、産後の不調や難産の治療でも使われていました。
現在でも、菜の花は血液の滞りを改善するといわれています。ぜひ旬の時期に食べてみてくださいね。

