『心は神明を主る』という言葉があります。人の精神の中枢にある「心」は、精神・情緒、意識などをつかさどっている、という考えです。
最近、店頭相談で多いのが、イライラ、不安感、不眠、高血圧、うつです。コロナで長期にわたりストレスを受けた影響が考えられます。
長期にわたりストレスが続き「心」に熱が生じて火のような状態になることを、「心火」といいます。
ストレスが熱を生み、神経を興奮させて不眠などがおこり、イライラや不安感も強くなります。
漢方には、「心火」に対し軽減するものがあります。
漢方生薬の黄柏、黄連、黄芩、山梔子などは、熱を取り除き、心身の興奮状態を押さえて自律神経を安定させます。
原末(生薬をそのまま粉砕した薬)などは効き目が早いので、気になる方はご連絡ください。